イジられる、からかわれる


キルにとって、ケイに恋したことは


誰にも言えないこと


誰にも言っちゃいけないこと


誰にも言えない秘密の恋。


それからは意識してみてるだけで


ドキドキしちゃう感じが続く。


いつも女の子に囲まれて、もてるみたいな人


それに勉強も出来るみたいで


彼の周りで教わってる人が来るみたいで


それでもケイはキルの方を毎日、毎日後を向く。


プリント回し、翌日の予定表見るための黒板。


耐え切れない目線にキルは社会の地図帳を立て、


手元を顔を見せないように隠すようになった。


それから、また数日後今日はサクラが休みみたい。


眼鏡姫君:しかも朝から国語のテストだし・・・

後姿かっこいいなあ・・・じゃなくてテスト用紙回ってこないし!


「はい、終了!」


用紙回ってこないまま先生の合図と共に周りは立ち上がる。


ため息は出さないように頭の中でため息をだす。


キルはそれでも一番後ろの席のため


プリントを回収しに立ち上がり、ケイのもとへ


眼鏡の王子様「はい。」


ケイはそう言うと、すぐにキルを見るのをやめた。


紙に伝わる一瞬の繋がる感覚。


眼鏡姫君:ブルーガ君の全問正解でありますように


その時、ケイの取り巻きで廊下側に座っている


マイ・ダークが一言申した。


マイ「なんで、あんた紙もってないの?」


眼鏡姫君:だから紙が・・・


マイ「もしかして、ギルドってーー・・・ケイの事好きなの?」



闇を照らす月夜に導かれて-あの夏、あの時
画像が妄想短編になってますので眼鏡なしです

その言葉にキルはドキっとする。


眼鏡の王子様:オマエなーー・・・


眼鏡姫君:なんで、そうなるの?

でも、ブルーガ君はどう思ってるの?

僕は君がーー・・


キルは一瞬ケイの方へ向く。


眼鏡姫君:え・・?僕の方見てる?


ドキドキ・・・すぐに彼はぷいっと逆を向く。


眼鏡の王子様:バカバカしい・・・


そして、すぐにケイは立ち上がり、こう言った。


眼鏡の王子様「こいつには付き合ってる男が居るんだよ!

なわけないだろ!!俺は見てたんだからな!!」


ケイのその一言でマイが言った言葉は無くなり、


キルに彼氏がいるとザワメキでもちきり。


眼鏡姫君:違う、違う・・・・彼氏なんて居ない、居ないのに


「僕の世界」  バレンタインチョコ 特別編。まれにエロ王子(18禁)です

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