王子と一緒に歩いていると誰かとぶつかった。


驚く姫君!!


レオン「あ、大丈夫っすか!って姫っすか・・?」


ぶつかったのは茶色い髪の八重歯が特徴的な男だった。


怒りの王子様「こらっ近づくなっ!つーか、あやまれ!」


王子はそう言うと、キルの目の前にたち両手を広げる。


レオン「すみませんっす。」


その彼は少し頭をペコリと下げあやまった。


王子様「フンっ!行こうぜ、姫っ!」


困る姫君「う、うん。」


レオン「・・・・。」


困る姫君:・・・あの人、何処かで見たような?


それから数日後。また、学校で泣いてしまった。


虚しくて悲しくて、でも仕事はやらなきゃで。


そこへ王子がやってきた。


王子様「キル。泣きたい時には泣いて

言いたいことがあるのならちゃんと言えよ?」


王子はそういうとキルを抱きしめた。


照れる姫君:王子ーー・・・

どうして、王子には分かっちゃうんだろう?


嬉しい姫君「うん!」


笑顔の王子様「よし!」


笑顔で返すキルの顔に王子も笑顔で返す。


笑顔の王子様「じゃ、CM撮影すっか!」


驚く姫君:CM!?


困る姫君「聞いてないよ、王子!」


笑顔の王子様「うん、いってねーもん。キルにとっちゃ初CMだからな。

もちろん・・・俺と一緒だから安心だろ?」


姫はずっとモデル撮影と1つの生旅番組だけだった。


しかも、それは・・・王子と一緒。


王子としか仕事したことがないのが本音だ。


でも、王子はキルの知らないところで仕事してる。


CM撮影。


それはキルの大好きなチョコホイップのCM。


恋する姫君「チョコー」


そう言いながらキルはチョコを


王子が持ってる皿の上のプリンの上にかけようと押す。


困った王子様「つーか、ついてる。」


出しすぎで、キルのほほにチョコがついていた。


王子はそう言うと、指でそのチョコをとり、舐めた。


照れる姫君:あーー・・・


芸能界いつだって、隣に居たのは王子。


最高の友達。


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