闇を照らす月夜に導かれて-SHIPS×SHIPS


えりな

えりな「ふふふっ・・・このままきらりが来なくなれば・・・。」


スタッフ

「どうしたのかな?えりなちゃん?」


えりな

えりな「なんでもありませーん。

ところで月島きらりさんまだ来ないんですかぁ?

CMえりなで決まりですよね~?」


スタッフ

「う~ん・・・。」


★その時、ドアが開いた。


きらり

きらり「すみませーん!遅れました~!」


えりな

えりな「ゲッ!なんなのあの格好!可愛いじゃないの!」


せーじ

笑顔のせーじ「ギリギリだったね。」


ひろと

宙人「そうだな。また、スタッフに借りができちまったぜ。」


せーじ

せーじ「ひろくん、またってなあに?」


ひろと

怒りの宙人「んなことはどーでもいいじゃねーか!」


せーじ

笑顔のせーじ「はーい。」


ひろと

照れる宙人(・・・う!?やけにす、素直じゃねーか?)


★えりなときらりは順調に進めていく。ーーー・・が


せーじ

笑顔のせーじ「きらりちゃん練習したかいがあったね。」


ひろと

宙人「だな。」


せーじ

せーじ「・・・あっ!」


★きらりはいつものように、肝心な所でこけた。


きらり

ショックなきらり「ひゃああ・・・っ!!」


ひろと

照れる宙人「大丈夫か、きらり?」


せーじ

せーじ「ひ、ひろくん。クリームでねばねばだよ・・・?」


きらり

笑顔のきらり「なーさん、大丈夫?よかった~真っ白な

なーさんになるトコだったよ。」


ひろと

照れる宙人「・・・俺の心配しろよ。」


せーじ

笑顔のせーじ「ひろくーん、平気?ほら、タオル。」


ひろと

宙人「サンキューな、せーじ。」


ひろと

照れる宙人(どんなに天然でも、心配してくれるのはせーじだけだな。

つくづく思うぜ・・・。)


きらり

笑顔のきらり「よーし、続きだ~。」


★そして出来上がったケーキだが・・・


えりな

えりな「あ~ん、タンタンがきらりんのケーキにぃ。」


きらり

ショックなきらり「あ~!!」


えりな

えりな「安心して、きらりん。

こんなこともあろうかとケーキ2つ用意したの。」


きらり

笑顔のきらり「さっすが、えりなちゃん。」


せーじ

せーじ「落ちないね。ひろくん。」


ひろと

宙人「・・・ここからじゃ、あいつらの見えないしな。」


せーじ

せーじ「きらりちゃんのこと、心配?」


ひろと

照れる宙人「何言ってんだよ!おれは別に・・・教えてやった先生だし?

心配するのが義務だろ!」