怒りテストすることになった。


「ジョー、何かやりなさい!」


とキイノは言うがジョーカーはさっぱり分からない。
そんな彼にキイノは耳元でささやいた。


「アガナ?私、怒ったっけ?」


「怒りと言うよりも僕を叱りましたよね?」


・・・あ。そう、あまりに遅いから怒鳴ってしまった時である。


「あの時はアガナを探してて、つい。」


ベルシナは悲しく言うがアガナはニコリと笑い許してくれた。


「先輩、ではやりますよ?」


ジョーカーがそう言ってきた。

ベルシナはさっぱり分からなかったが・・


「え・・・。」


キイノに押され、ベルシナはジョーに抱きつかれ


「アガナ、実はこの2人ね・・・。付き合ってるの!」


「え・・・。」


キイノがジョーカーに耳元にささやいたのは、

そういう事らしい・・・
そんな抱きつく2人を黙って見るアガナ。


「ちょっ・・ジョー、キイノ?」


「先輩、そのまま、そのまま」


ベルシナは男の人に触られるのを嫌う事は知ってる。
だから、ベルシナは泣きそうな顔でこう言うのだ。


「やだあ、くっつくのお!」


そんな顔をアガナは認識した。

そして、アガナは抱きついてた2人を引き剥がし
ジョーに指を指した


「お前・・・。」


「え?」


「ベルシナが嫌がってる事すんじゃねーっ」


アガナはジョーカーに向かって、そう怒鳴った。


「アガナ・・・。」


その言葉にユウリはドキっとしてしまった・・・