クラムボンは笑った

クラムボンは笑った

クラムボンの心象スケッチ


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26日土曜、TEDxSaku定例ミーティングの前に、コスモホールでホール見学をしました。

コスモホールを運営している文化事業財団の桜井さんの手には、既にTEDと書かれたファイルが!
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なんともありがたく、嬉しく、おもいます。
世界に誇れるTEDxイベントにすべく、ますます頑張ります。

また、朝から急遽柳田市長も飛び入り参加してくださり、
二時間以上もの間、議論に参加してくださいました。
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いろいろなものが動きつつあります。
まだ少ないですが、素晴らしい理解者の方々と共に、よいものを作り上げたいと思います。





iPhoneからの投稿
フェデリコ・フェリーニの「道」という映画を知ったのは、22歳の時。
友達の家でお酒を飲んでいたら、突然まじりこんできた黒髪の女の子の口から飛び出した。フェデリコ・フェリーニ。「道」。

黒髪に、黒い帽子、黒いワンピース、黒いブーツ。指には大きなモチーフがのっかった指輪。イギリス人の彼氏。・・・完全にノックアウトされた。

その、会ったばかりの訳の分からない年下の女の子と、深夜三島由紀夫について話したことが、なんだか深い満足を得られて、感動的で、忘れられない。

人を愛するという時、その人の何処までを愛するのか。
優しさなのか、その人の優しさなのか、その人が放つ優しさなのか、その人の中の優しさなのか、あるいはその入れ物なのか、その入れ物に入った優しさなのか。
そういうことを考えてた年齢だった。

未だに彼女が「あー『道』が見たい!」と言ってた
そのこころを理解できずにいるけど
なんだか深く感動した。随分昔の映画を、心から「見たい!」と言っていた彼女に。
そういう純粋さが、私は好きなんだと思う。

ピュアにいこう。
探ったり、狙ったりするのは苦手。
私らしくでいいじゃないか。
ピュアに、フェアに。
太郎山や~い。
太陽や~い。

ずっと行きたかったヒトノユメ、見に行ってきました。
わざわざこの台風の朝ね。風がびゅんびゅんふく中ね。
高速道路を、ゆっくりゆっくり。

ヒトノユメ http://hitonoyume.com/
元チャットモンチーのドラマーの高橋久美子さんが詩、朗読、ドラム弾き語りを、
上田市出身のアーティスト白井ゆみ枝さんが絵を、ライブペイントを、
普段は展示会場に二人の作品を展示しつつ、
それらを組み合わせたイベントを会期中に何度も開催しているようです。
たぶん、今日の夕方Get(すいません、ローカル番組…笑)で放送されたみたい?
(訪問中夕方Getの人たちが生放送の打ち合わせに来た)

共通の知人の紹介で訪ねたので、お二人とじっくり話をすることができ
(台風で他のお客さんがいなかったというのもある。笑)
予定していた商店街でのライブペインティングは中止になってしまったけど
とても濃い時間が過ごせて嬉しかった。

でもなんだろう、本当はもっと聞きたいこと、
伝えたいことがあるのに
なかなかうまく言葉がでてこなくて悔しかった。
インタビューって難しいな。。
チャットモンチーの「告白」を聞いて、
それで、今の夫とえーいって結婚した話はできた。
久美子さんの詩のファンですみたいな。笑

高橋さんの詩、彼女の言葉と、白井さんの作品を合体させたその演出は、すごかった。
笠原工業常田館製糸場跡。
そのがらんと広い場所に、ぷらぷらとぶら下がる詩の塊、
ガタつく窓に赤い文字で書かれた言葉たち。
その景色だけで、思わず、涙がでそうになった。

言葉のちからって凄い。

時間ある人は一回いってみてほしいです。
すごいから。
行かなきゃわからないから。