当初は東京発の予定だったものの、風向き等を考慮し、大阪発に変更。
東京駅では、カズミさん、たやさん、おゆさんに迎撃して頂きました。差し入れ助かりました!
大阪に到着するも、新大阪から大阪までって意外と道が面倒で・・・
スタート地点に到着するも、慌ただしくなってしまいました。
ここでは、トディ、えーじさん、みどりさん、途中からエリートさんが迎撃してくださり、エリートさんとえーじさんは途中まで後ろについて行ってくれました。
スケジュール表はこんな感じ。
PC1では貯金が30分でき、かなり順調に進んでいました・・・が
伊賀の元ダートへ入る手前で突然暗闇からわんわんおが飛び出し、こちらへ向かってくる。
バイオハザードかよ!
元ダートへ入ると、何やら草むらからガサゴソ音が聞こえる。
カサカサ・・・カサカサ・・・
時刻は23時。外灯もなく、頭上を見上げれば満天の星空。
伊賀の星空はこんなに綺麗なのか。
ガサガサ・・・チラッ<●><●>
目と目が合う~瞬間に~♪
体長2m以上はあるんじゃなかろうかと思うほどの立派な鹿さんがこちらを見ている。
アカン、あいつはヤバイ。
そう思い、ペースを上げ温存しておいた体力をここでかなり消費してしまう。
ダウンヒルに入り、もう奴らはいないだろう。
っと思ってた矢先、突然右側の草むらから立派な角を持った3mはある鹿が飛び出してきた!
べ「ゝд☆◎?<З!?!?!?!!?」
鹿にマジギレするβ。
いきなり出てくんなとでも言いたそうな鹿。
危うく激突するところでした。
そのあとも、後ろを振り返ると違う鹿がこちらへ向かってきていたりと、伊賀ルートはパニックホラー満載です。
かなり、体力を消耗し、元ダートだったところを通過。
ここで、ミスコースをしてしまい、舗装された元ダートの道を通るはずが、もう一つのダートへ出てしまう。
同じ道に通じているようなので、そのまま突き進む。
ようやく、R1へ入ることができ、四日市市街地まで一気にダウンヒル。
その先のPC2で40分の貯金ができ、精神的にも余裕が生まれてくる。
しかしながら、PC2を超えたあたりから、風向きが向かい風になってしまう。
ペースは32km/hまで落ち、気温も下がり始めてきた。
名古屋市街地へ入る手前。
突然、iPhoneがシャットダウンした。
モバブのバッテリーがなくなっている・・・
予備のモバブに換え、充電を試みるも、起動しない。
どうやら、寒さで落ちてしまったようだ。
正直、かなり致命的。というのも、先日サイコンを壊し、速度とルートはこのiPhoneが頼りだったのである。
まぁ、R1を突き進むだけだし、何とかなるでしょう。
そう思ってた時期が僕にもありました
速度も分からない。今何キロ地点かも分からない。もやは、予定表はただの紙切れ。
道路沿いに日本橋まであと何キロという表記があるのだけを頼りに進んでいく。
駄菓子菓子、事件は起きた。
浜松のバイパスでR1を見失ってしまった。
よく分からないまま、進んでいくが、明らかに北へ向かってるのに気づく。
すぐさま、コンビニに入り地図を立ち読み。
どうやら、長野方面へ向かっていたよう。
R1までの道を覚え、急いで戻る。
途中、自販機があったため、ドリンクを補充しようと千円を入れると・・・
ウィーン、ウィン、ウィン、ヴヴヴヴ・・・ヴ。
べ「え、まって、そんなのありかよ。(ドンドンドン」
吸い込まれた千円・・・
ただでさえ、ハプニング続きで精神的にきていて、段々おかしくなってくる。
この時点で、達成は不可能だと悟り始めた。
向かい風でペースは上がらない。追い打ちをかけるように睡魔が襲ってくる。
「達成は無理そう。完走を目指します。」
そう、つぶやき、さらにペースを落として進んでいく。
掛川手前で奇跡的にもiPhoneが復活。
やっと現在地と距離が分かる。
しかしながら、モバブの残量は残りわずか。最低限の機能だけ使うようにした。
金谷峠を越え、宇津ノ谷のトンネルを越え、ようやく静岡駅に到着した。
もう、無理だ。限界。こんな向かい風の中よく200km走れたもんだ。
ここでDNF。334kmでした。うーん。
この失敗を活かし、来年は必ず達成したいと思います!
次は鹿に会いたくないな・・・
では