建築はどこにあるの?

お休みの日に、ちょこっと会社に顔を出したあと。
中途半端な時間に解放されて、
お天気もはっきりしないものあって、
竹橋の東京国立近代美術館にはじめて行ってきました。
竹橋ってのが結構ハードルだったんですが、空き時間にはちょうどよかった。

ちょうど7人の建築家さん達による「建築はどこにあるの?」展が開催中。
他の方のブログで気になっていたこの白い「なにか」を見てきました。
きれいだった~
いつまでもまわりをぐるぐる歩いていたい感じ。
ほそーい素麺(違うか…笑)みたいなトラスが台形型に折り重なって、
動くとさざ波のように白い線たちが揺れるのが楽しい。
写真に撮るの、やぼだなあ…と思いつつも結構撮ってました。
つくりかけもいい感じ。



このくま、装苑かなんかで見たことある!

こういうジャングルジムとかあったら燃えそう。

一転、こちらは本当は広い草原に大きな作品として展示されるはずだったもの。
その1/3のスケールで再現したものだそうです。
「大草原の大きな扉」という作品も、
ミニチュアだとどこか不思議の国のアリスの世界みたいで、
それはそれで何か覗いてる感が楽しかったな。



コンセプトを額縁に描き込んだもの。
これもとても小さいサイズで、一番高いところでも
私のひざくらいの高さ。

こちらは赤いライトが帯状に照らされている部屋。
自分の体に赤いストライプが写って、なんかいろいろ踊ってしまう。
踊ってるまわりの知らない人(他の観覧者)もそうだから、なんか微笑ましい。
ほかに、白い布を貸してくれるので、それで波を作ったり
スクリーンみたく使って楽しめます。
このお部屋はプロのダンサーさんがこの下で踊ってくれるプログラムもあるそうなので
そちらに行ける方はとてもおすすめ。ぜったい奇麗だよ!

雰囲気ががらっと変わって、
いびつな長形の箱の中にプロジェクタがある映像を投影し続けているもの。

画面が写っているだけなのに、陽のあたる角度や陰の感じで
一日の太陽の運行とか風とかが感じられるような気がしてくる。
地味にこれが一番好きだったかも。
なんかゆったりできたよ。

最後はよくわからない模型みたいな未来基地みたいなエリアへ。

万華鏡の中みたいな。

これはガウディのタイルを思い出す。

こういう透明チューブみたいな遊具が昔公園にあったな。
入園料がいる公園でなかなか入れなかったらからよく覚えてる。
そんで意外と中が暑いんだよね。
…なんか割と超すごい建築家さんばかりの展示だったはずなんだけど
あまり難しくなく純粋に楽しかった~
絵とかだと感情がうわーっってくるけど、
建築って頭のどこかで、わくわくする面白さって感じする。
あとはなんか建物っていうか環境、みたいな気がする。
計算じゃなくて肌感、みたいな。
よくわからんが。

東京国立近代美術館
http://www.momat.go.jp/Honkan/where_is_architecture/index.html