京都名庭を歩く

今月は京都に遊びに行くので、
会社の京都マニアのおじさんに本を借りました~
お庭の本。
正直、一見ムズカシそうな本だったので
ちゃんと読み切れるか不安だったのですが、むっちゃ面白かった。
例えば、
・銀閣寺って足利義政の挫折感いっぱいなお寺というのはなんとなく知っていたけども、
実際そのお庭を造るために都中のいい石や木をかっさらって造られた…
とか。(義政の死後、大半はもとの持ち主が取り返しにきたって。)
しかも今の姿になったのは、義政の時代ではなくて、
後代の貴族が月を愛でるのにいいように直した…とか。
・東本願寺は家康が、亡くなった秀吉の威信を削ぐために
西本願寺から分家をつくらせた…
とか。
※うちのおじいちゃんは金沢にある東本願寺の別院(出張所みたいなもん?)に
よく通ってたんだそうです。分家かあ~、ちえっ。世界遺産も西本願寺やし。
江戸初期の庭師、小堀遠州の庭には西洋造庭技術の影響が強くある…
とかも面白かったです。庭ひとつとっても深いんだねえ~
東福寺のお庭がとても好きで、それもたしかこの人やったね。
なにやら、本に出てくる人名がすらすらわかるので、
大学受験で日本史ちゃんとやっといてよかったあ~と初めて思いました。笑
金地院崇伝とかね、出てきてびびったよ。
あとは印相覚えてこっと
