Egypt #20 | RUBYBIRD

Egypt #20

エジプトの人々は、
身の回りのものをよく芸術や建築に取り入れました。




神殿などの柱のモチーフとしてよく使われるのが、
蓮の花とパピルス。
このふたつは本当にゆかりが深かったみたい。
色んなところにでてきます。



お国が違えば、描かれる植物も違って、
ヨーロッパだと、アカンサスが割と多いかな。



アレキサンドリアの美術館にあった、
アカンサスのレリーフ。
アカンサスは日本ではあまりなじみのない植物だけども、
ここ数年、植栽で見かけるようになってきた。



この、左側の紫色っぽい背の高い植物が、アカンサス。
@東京ディズニーランド



それでちょっと気になったから、
日本のお寺の回廊の柱にも、何か植物が
あしらってないのかな?
と思ったけども、あんまりないみたいだ。



そのほか、エジプトの凄いところは、
柱に植物だけじゃなく、神様の頭もくっつけちゃうところ。



(click!で大きくなります。)
ハトホル女神がくっついた柱。
美人で気だてが良くて、傷ついたものを癒す神様…
そんな神話がハトホルには多いのだけども、
なんとも、
こうしたレリーフ状のハトホルさんは、
ちびまるこちゃんにでてくるような
とほほさ加減で、憎めないのでした。ペンギン