始まり | れいよん・雑記

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明日はあしたの風が吹く。

お正月も終わり、なんとなくホッとする。


映画でも見に行こうかな~、それとも・・・

と思っていたところに、電話が鳴り出した。


川向こうの彼女からだった。


今日の予定は?と聞かれる。 その声のなんと沈んでいることよ・・・・

なにも予定がない、と答える。

お茶しに行ってもいいかとのこと、もちろん断る理由はない。


やはり、悲惨な状態だった。

事情は熟知しているが、私が彼女を助けてあげられることは、哀しいかな、何もないのである。

ま~、しいて言うなら、話を聞いて、彼女好みのお茶を入れてあげること・・・ぐらいだろうか。


あれやこれやと思いの丈をひとしきり吐き出した彼女、だいぶ元気が出てきた。


突然、「ね~、な~んにも入ってない あったかいお蕎麦が食べたい!」 と所望される。

私の作るお蕎麦が美味しくて大好き、と常々言っている彼女である。

乾麺だし、そのお蕎麦自体が美味しいのだから、誰が茹でても同じだなんだけどね。

手打ち蕎麦じゃないから、お安い御用! お望みの“掛け蕎麦” 一杯を食べていただく。


食べ終えた彼女。「あ~、リラックスするね~」とニッコリ。

元気が出てきて良かったな~とホッとする。


またまた、なんの脈絡もなく 「あと何ヶ月かでこの世が終わるって言われたらどうする?」と彼女。


そこで、私は、ジャック・ニコルソンとモーガン・フーリマンの出演した映画を思い出した。

そう、映画 「最高の人生の見つけ方」 の話を彼女にしたのである。

チラシが2枚あったので、一枚をあげたが、パンフレットは見せない。

彼女も何がなんでも、「パンフレットを見せて」、とは言わない。

まだその映画を観ていない人に、私がパンフレットを読ませる訳がないことを彼女は知っているのだ。


たぶん、近日中に彼女はDVDを借りてくること間違いなしだね。



あれ? アップしてなかったんだね、この映画 「最高の人生の見つけ方」を!