国立劇場6月歌舞伎教室 華果西遊記 | るぅのMerry Jolly Days~朗らかに、清く正しく潔く~

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質素・清楚がモットー、のんびりアラフォー派遣OLるぅが日々のよしなしごとを「おもしろき こともなき世を おもしろく(by高杉晋作)」の想いをこめて徒然なるままに、そこはかとなく書き綴ります。

名付けて「大好きな人達に会いまくるWeek」(笑)第二弾、本日はそぼ降る雨の中、女子大の同級生K嬢と国立劇場の歌舞伎教室「華果西遊記」午前の部を観てきましたくつ実はこのチケット、実家の母が「歌舞伎揚げ」せんべいの懸賞で当てたものなのですっにひひ

歌舞伎観劇は木挽町(東銀座の歌舞伎座)専科なので、国立劇場は初めて。K嬢も同様で、「いつも半蔵門駅(劇場の最寄り駅)ホームがなんで歌舞伎風なのか、やっと分かったね~ラブラブ」とお互い納得!

元々は江戸庶民の娯楽だった歌舞伎ですが、伝統芸能だけに現代と違った決まりごとも何かとある訳で得意げ
第一部「歌舞伎のみかた」では演者さん自身が解説をして下さいました。
今月公演のご担当は市川笑三郎丈と市川春猿丈(お二人とも女形さん)。春猿丈はバラエティー番組でもおなじみですね音符
歌舞伎の要素である「歌」「舞」「伎(わざ)」の実演、コミカルで分かりやすかったですニコニコ
何が違うんだろう…と前から気になっていた“義太夫”と“常磐津”についても現代語を例にとってお話があり、感激!

第二部は市川猿之助一門による「華果西遊記」。
“華果”とは猿之助丈の俳名で、すなわち「猿之助版西遊記」だそう。(初演は平成12年)
孫悟空の右近丈、三蔵法師の笑也丈(同じ東北ご出身!)等々お名前は存じつつ観る機会がなかったので、間近で拝見できて感慨深かったですニコニコ
第一部で解説担当の笑三郎丈、春猿丈は女人しかいない国の女王姉妹役。着物のお袖にはふりふりレース、帯には薔薇刺繍のこれまたレース、「私は(中略)じょうおぅなのですぅ~」というセリフ回し…「ベルサイユのバラ」のマリー・アントワネット様!と嬉しくなりましたキラキラ(ちなみに東京宝塚劇場で猿之助丈をお見かけしたことアリ。お好きなんですね~ニコニコ)
年齢まちまちな子役さん12人が悟空の分身として登場、舞う場面が可愛らしくてラブラブ一番お小さい(3歳ぐらい)のにキレがいい子役さんがいらして、「将来お舞台に立つようになるのかも!」と思ってみたり。(歌舞伎のお家の方でなくても、国立劇場付属の研修所でお勉強して歌舞伎役者になれるんです)

「社会人のための歌舞伎教室」として夜の部を開催する日もあるそう。演目は月替わりなので、また来てみようと思います!
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