熊本地震の震源地の真上の益城町で被災したFLHR(ローキン)くん。

母屋や納屋が全壊、ローキンの真上に屋根ごと崩落。

絶望視してたところ、重機を使って掘り起こしてみると奇跡的に一命を取り留めている様な状態で発掘されたのは5月頭の事でした。

落ちた屋根や柱でタンクやフェンダーは傷つき、部分的にへし折られたり、エンジンのVバンクの間には土壁がぎっしり・・・。

痛々しい姿となりました。

そんなローキンですが、引き取りに行った時、セル1発で始動したのは感動しました。

「まだ、走りたい・・・」そんな風に聞こえたのを覚えてます。


曲がったステーから傷んだ外装を取り外し、今日やっと実走してみることに。

フレームや三又、操作系に不具合が有れば修理しても意味がないって事にもなり兼ねません。


Vバンクに詰まった土壁やホコリはスチーム洗車してもらって、キレイキレイに(^^)♡。


屋根ごと落ちてきた天井のデッカイ梁柱を支えたタンク。

その梁を支えてくれたお陰で踏みつぶされずに済んだ奇跡の傷跡。


こう見ると大丈夫そうですが・・・。

走ってみると、どうなんだろう???

なんトンもの重さにフレームや足回りが堪え切れたのか???

って事でおそるおそる試走に行ってきました。



(^^)♡、やっぱ、走りたがってます。

両手を離しても、急制動をかけても、急な路線変更しても・・おいら、へっちゃら(*^▽^*)ってな感じで、車体に不具合無し。

安心して、奇跡のハーレーの修復に取り掛かれます。

よみがえれ! 

フェニックス ( ̄^ ̄)ゞ 。




以下、引き取りに行った時の土まみれのローキン。