現在地メキシコのChihiroです。


とにかく広い南アメリカ大陸ですが、アラスカ-パナマ間と、コロンビア-アルゼンチン間が、パン・アメリカン・ハイウェイという幹線道路で繋がっているんです。そのため、長距離バスでどこまでも行けてしまいます。(壮大な話!)

ただ正直言って、20時間バスの旅を繰り返していると、頭も身体も極限状態に…。長期旅行者は滞在間隔を長めにとって疲れを癒すこともできますが、短期旅行だとそれも難しいですよね。

そこでやっぱり飛行機移動をしたい人も多いと思います。問題は、中南米はフライト代が異常に高いこと。中南米内のフライトより、ヨーロッパ行き航空券の方が安い、なんてこともしばしば。

中南米の代表的LCC



でも最近、中南米にも格安航空会社(LCC)が登場しつつあります。ヨーロッパではeasy jet、アジアではAirAsiaなどが有名ですが、中南米の代表的LCCはInterjet。

interjetはメキシコを拠点とするLCCで、メキシコ・シティから国内外にたくさんの路線を持っています。中南米内では、キューバ、グアテマラ、コスタリカ、コロンビアに就航。

中米各国をinterjetで回ったあと、メキシコ・シティに戻ってコロンビアに飛び、南米各国を巡る…という併せワザも使えます。

わたしがコスタリカのサン・ホセ-メキシコ・シティを利用した際は、片道でUS$150各種税込みでした。バスで同じ距離を移動するにしてもUS$100はかかってしまうので、時間も節約できていい選択だったと思います。

安いプロモーションチケットは早めに売り切れますし、価格変動制なので、旅程が決まったら即予約がおすすめ。

Interjet公式サイト: https://www.interjet.com.mx/

絶対絶命だったチェックイン体験


ベネズエラ沖の島、アルバ島からパナマ行きのフライトへ乗ろうとしたときのこと。コパ航空のチェックインカウンターで揉めに揉めました。というのも、フライトに乗るにはパナマから出国する何かしらのチケットが必要だと言うのです。

1時間に及ぶ交渉の末、出国チケットなしでチェックインできましたが、パナマ入管でもヒヤヒヤし通し。実はパナマのみならず、パナマとコスタリカの国境でも出国チケット提示を求められました。

日本パスポート最強神話崩れたり、です。その後いろいろ調べて、アメリカン航空の仮予約チケットをダミーチケットとして使う方法を知りました。

アメリカン航空のダミーチケットとは?



これは、アメリカン航空のウェブサイト上で、通常通り予約手続きを進め、最後に「予約を保留する」を選択すると、仮予約のeチケットのみが発行され、チケットが2日間とり置かれるシステム。(上画像参照)支払い期日を過ぎると、仮予約は自動的にキャンセルされます。違約金もありません。

チェックインカウンターの職員もまさか「払う気ないんだろ?」とは言ってきませんし、とても便利な方法だと思います。

アメリカン航空公式サイト: https://www.americanairlines.jp/ 

今回の記事のまとめ


Interjetは通常の飛行機と乗り心地は変わらず、スナックやドリンクサービスもありましたよ。フライトを上手に利用して、中南米の旅を快適で充実したものにしてくださいね!