FB16エンジンとTY75ミッション、アムズオイルで甘美さを増す | 「茶の湯道」

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 アムズオイル0W-30に交換後、大好きな筑波山を走ってきた!


(写真:古閑章朗)



 FB16エンジンのサウンドはこんな感じ!




 生粋のスポーツユニットではない実用性重視のエンジンとしてはなかなかの快音!

 少なくとも、国産の実用4気筒の中ではかなり良いほうかと思う。快音を鳴らすユニットが多い欧州車の実用4気筒にも負けてはないかと。排気音ではアクセラのほうがレーシーな快音ながら、エンジンからのメカニカルサウンドではやはり負けていない。

 純正オイルでは、5000回転あたりを延々とキープしてると熱ダレを感じたけど、アムズオイルでは一切タレることはなかった。純正の0W-20から0W-30にしたのも正解。

 100km/h巡航燃費は17.5km/ℓと、わずかながら良くなったっぽいかな。燃費については、こんど遠征するときにキッチリ計りたい。




 交換作業をお願いしたのは、金谷オートサービスさん。
http://kanaya-auto-service.jp/main.html





 2008年には放置していたGC8の復活でもたいへんお世話になった頼もしい整備工場。


 最近は、エンジン内部洗浄でますます忙しそう。

 金谷さんのエンジン内部洗浄は、間違いなくホンモノ中のホンモノです。

 10万キロぐらい走ったエンジンは全機実施したほうがいい。絶対若返るから。





 そして、古いエンジンオイルはこんな感じ。良いオイルは内部の汚れをよく落とすといわれてる。現場で見たときそんなに汚れてなかったように思うけど、新車で内部の汚れが少ないはずのエンジンにしては黒いかも。納車から1400kmぐらいで、新車からの一発目はこのぐらいの距離での交換がちょうど良いような気がする。


 オイルパンが排油に都合の良い形をしているらしく、ドレンを抜いただけで残油はほとんどなく流れ落ちた。




 奇麗な飴色のアムズオイルを5ℓ弱も飲み込むFB16。チェーン駆動化されたFB16はEJ20よりもオイル量が増えているのだ。アムズオイルは潤滑性や耐熱性の高さと共に、耐久性の高さが一番のウリなので、この甘美な味と燃費の良さがいつまで持続するのか楽しみ。






 続いてミッションオイルも交換。




 
 ミッションオイルは、パッと見た瞬間からかなり汚れてるのがわかった。




 ドレンの磁石にも鉄粉がいっぱい!


 バックが入りにくいという難点はあったものの、かなり慎重に変速しているし、シフト操作中にガリッと嫌な音を鳴らしたようなことはほとんどないはずやけど、やはり新品のミッションからは鉄粉がでるのね。純正オイルの質がイマイチだったせいもあるかと思うが。



 

 アムズオイルのミッションオイル、75W-90を注入してもらった。純正指定は75W-80やけど問題なし。エンジンとともに、上の温度はちょっと高めのほうが安心感がある。量は3.5リッター。


 TY75ミッションにはレベルゲージが付いており、その穴から注入するので、ドレン穴しかないミッションと比べるとロスがなくて良いそうな。スバル経験が浅い整備士に交換を頼むとエンジンルーム側から入れようとしてベタベタにこぼしてしまうことが多いけど、こうして下から入れると奇麗に入れられる。無理な体勢で行うので金谷さんはシンドそうやったw

 交換した直後から手応えが良くなったことを実感。バックに入りずらかった難点もかなり解消した。モチュールほどの粘着感はないっぽいながらも、シフトフィールは明らかに向上してるので文句ナシ。ミッションオイルは手応えで劣化したのがすぐにわかるから、無交換でこの感触がいつまで保つのか楽しみ。