ゴルフメモ帳 -2ページ目

ゴルフメモ帳

安全で楽しいゴルフスイングを求め、
体と頭を使っています・・81歳
Route463

トップで立っているクラブを、
切り返しで寝かせるという
スイング動作を、練習場では
できているのに、コースでは
怖くてできない。

 

クラブが寝て下りてくると、
フェースが開き、ボールが右に
飛んじゃう?!?

 

と脳が混乱するからだと思う。

 

結果はご想像の通り、クラブが
アウトサイドからかぶって
下りてきて、強烈なダフリや
引っ掛けをやってしまう。

 

ダウンスイングで、クラブを
寝かせる打法はシャローイング
と言われ、今や世界的に多くの
ゴルファーが取り入れている。

 

シャローイング打法は、
・飛距離が伸びる、
・方向性が安定する、
・再現性に優れている、
・体への負担が少ない、など、
良いこと尽くめである。

 

今回は藤本コーチ主宰のGG
(ジョージガンカス)ゴルフ
メソッドYouTubeにて公開の、
井上莉花プロへのレッスンを
参考にして、どのようにして
クラブを寝かせていくのかを
中心にメモしたみた。

 

GGは、アドレスをP1、フィ
ニッシュをP10と、スイングを
10段階に位置づけしている。

 

テークバック、体とグリップの
距離を保って、体重を右股関節
の上に乗せながら、右肩を後方
に引いて、上体を捻転させる。

 

これならクラブをひょいと手で
持ち上げる禁じ手は防げる。

 

P2、シャフトが地面に水平、
フェース面はやや下を向く。

 

クラブは垂直ではなくショルダ
ラインに沿って上げる感覚。

 

P4のトップでは、クラブは
ほぼ垂直に立つ。

 

P4からP5の切り返しでは、
「トップで立っているクラブを
どうやって寝かせるのか?」、


以下それについて述べたい。

 

トップからは、いきなり手を
使ってボールを打ちにいくのは
最悪である。

 

まずは下半身からの始動である。
そのために両膝を折り曲げて、
しゃがみ込んで、スクワットを
行っていく。

 

スクワットしながら次の動作を
同時に行うことによって、
トップで立っていたヘッドが
後方側に倒れ、クラブは自然に
寝てくる。

○右肘を前に出していく、
またはグリップを前に出す、
または右手でダーツを投げる。

 

いずれの動作も目の高さにある
ボールを打つつもりで行う。

 

それでも前傾をしているので、
不思議なことにボールに当たり、
これまでに体験したことのない
気持ちのいいボールを打つこと
ができて感動した。

 

○右肘の角度を120度位開き、
グリップをできるだけ体から
遠くに保つこと。それには、
絶対に手で打ちにいかない。


手で打ちに行くと、手が体の
ターンを追い越して、貯えた
パワーが左脇からすっと抜けて
しまう。

 

○左手を甲側に絶対に折らない
ことである。折ったらクラブは
寝てくれない。

 

P5(左腕が地面と水平)から
P6(ハーフウエイダウン)まで

左腰を更に折り曲げて、左股関節
を支点として、左腰を後方に
回していく。

 

この時、左膝を後方に引かない。

この動きによって、P6では、
フェース面が自然にやや下を向く。

 

P7のインパクトは、あくまでも
下半身の動作によって行われた
ものであり、手を使ってボールを
打つというものではない。

下半身がリードして手とクラブが
遅れて下りてきたように感じるが、
ダウンスイングでクラブを寝かせて
下してきた(シャローイング)
ことの効果が出て、インパクトで
理想的なハンドファーストが
自然に作られる。

 

1月4日、それほど寒くもなく、
気持よく練習できた。

若いときのようには行かない
のは仕方がないけれど、

それでも自分の体を動かして、

こうしてボールを叩けている。

(上の画像は私です)

 

それだけで私は幸せです。

 

そんな中、ゴルフの神様から
「まだやることがあるんじゃ
ないの?」と、気合いを入れ
られた気がした。

 

当分やめられそうにないね。

 

ということで初打ちの課題を、
・シャロー
・スクワット
・地面反力
・左のネットにぶつけろ!

と決めた。

 

○シャローとは、英語でShallow
(浅い)という意味、入射角や
トップからのスイングプレーンを
鈍角にする意味で使われる。

 

ヘッドスピードを上げ飛距離を
伸ばせ安定した方向性も出せる
という利点があるらしい。

 

下は、今野康雄プロのシャロー。

トップで立っていたシャフトが、
切り返しで寝て下りる。

その結果、左手首に「山形」が
できあがっている。

 

私は、プロのようなタイミング
では無理なので、テークバック
の途中で、右上腕を時計回りに
外旋させることで、シャフトを
寝かせるようにしている。

 

吉田直樹プロは、


・シャローにするには、ダウン
グリップを体の前の青線より

に出せ、
・グリップが体の内側に来ると、
シャフトが立ってシャローには
ならない、
と、教えている。

 

○スクワット、英語でSquat、
ウエイトトレーニングの1つ、
直立した状態から膝関節の屈曲・
伸展(しゃがんで立つ)を繰り
返すというもの。

 

これをゴルフに応用した。

即ち、ダウンで両膝を左右に
開げた「がにまた」スタイルで
しゃがみ込んで地面を強く押し、
インパクトで立ち上がって、
とくに左膝を伸ばし、地面から
同じ分だけ押し返された力を
クラブへ伝えていって、飛距離
アップにつなげるという考えで
ある。(これを地面反力という)

 

○地面反力とは、上に説明した
通りである。

 

○左のネットにぶつけろ!とは、
左股関節を支点として、腰を
回転させ、左手の甲を練習場の
左サイドのネットに向けて、
しっかり振り切っていけ、と
いうものである。

 

要点:
・下半身を止め手だけで振ろう
とすると、折角テークバックで
貯めた力が抜けてしまうので、
左腰をしっかり回す。
・腰の回転に同期して、腕が
動いてくる感覚である。
・従って、ダウンの初期には、
グリップは体から離れたところ
に位置している。


・左手首を甲側に折らないこと
である。左手甲と左腕が一直線
になっている。

 

おめでとうございます。

 

私は、今年で82歳になる。
ありがたいことに、まだ、
ゴルフができるようです。
幸せですね。感謝で~す!

 

さて、現在はまっているのが、
吉田直樹プロのLPスイング。

レフトペルヴィススイング
といわれる理論で、
ペルヴィスとは「骨盤」、
左骨盤を中心に考え出された
ゴルフスイングだそうです。

 

体に負担が少ないのが特徴で、
欧米人とは違い体格の小さい
日本人でも(高齢者でも)、
飛ばすことができ、無理なく
振ることができるスイング。

 

どう構えて、どう振るのか?

 

以下は、
吉田プロ解説の受け売りで、
恐縮です。
----------
構えた状態から、少し腰を
左にずらす。そうすることで、
腰と肩のラインがそろい、
背骨が直角に交わるので、
回転しやすくなります。

 

スイングを通してやっては
いけないのは、下半身を止め
上体だけを回すことです。

 

しっかり腰を回すことを意識
してスイングしましょう。

 

まず、左腰を支点として、
腰の位置をずらさず、トップ
まで上体を回します。
(私には、右肩が後ろに
引ける感じがする)

 

トップからの切り返しでは、
胸を右向きのまま、左腰を回転
させ、両膝を左右に開き、少し
しゃがみ込みます。


この形が「スクワット」です。

 

スクワットすることで、回転軸
を保ったまま、地面を踏み込み
ながら、パワーを地面に蓄える
ことができます。

 

インパクトでは、スクワット
することで地面に蓄えた力を
もらうことができるのです。
(地面反力)

 

ハーフウエイダウンから
フィニッシュまで、左腰を
左のネット(練習場の)に向け、
思い切り回します。

 

このとき、左手の甲も左ネット
の方に向けることです。

 

左に回転することで、
バランスのよいスイングに
なります。

 

ここで下半身の使い方について

 

一般のゴルフ理論では、
頭の上下動や、腰・膝の高さを
変えるのは良くないと言われて
いますが、LPスイングでは、
地面反力を使いたいので、
切り返しでは、少ししゃがみ、
インパクトは、地面反力を得て、
左膝が伸び上がることにより、
安定したインパクトゾーンを
作ることができるので、
しゃがんだり、伸び上がるのは
構いません。

 

吉田プロは「シャロー」という
言葉も頻繁に使っています。

 

シャローは、LPスイングに
とって重要な技なので、絶対に
マスターしたいです。

 

トップで右上腕を時計回りに
外旋していって、フェースを
開いていきます。

 

切り返しで、グリップを右腰下
や背中に向けて下してしまうと、
シャフトは立って下ります。

 

クラブシャフトが立った状態で
ダウンスイングすると、アウト
からクラブが下りやすくなって、
ダフリや引っ掛けが起こる。

 

切り返しで、グリップを、
右ふとももの前あたりに向けて
下してみてください。

 

クラブシャフトが寝た状態で、
下りてくるのが分かります。

 

これを「シャロー」と呼びます。

 

シャフトがシャローで下りると、
どんなメリットがあるか?

 

○クラブがインサイドから下り
るようになり、長年悩んできた
アウトインのスイング軌道から
脱却することができる。

 

○左手首が甲側に折れないので、
ダフリが激減する。

 

○左手首が甲側に折れないことで、
理想のハンドファーストで、
クラブを振り切ることがでる。

 

自然の摂理に基く理にかなった
スイングを身につけることが
できまるようになります。

 

未だにゴルフの奥の深さを感じて
います。

 

切磋琢磨して、少しでも長く
ゴルフをやりたいと思います。