アガパンサス | ぐんまの庭を目指して

ぐんまの庭を目指して

群馬県の平野部に住む家でガーデニングをしています。イングリッシュガーデンでもなく、和風の庭でもない、「ぐんまの庭」「我が家の庭」を目指して、試行錯誤中。
使用カメラ:Pentax K-3II

アガパンサスが元気に咲いています。満開のちょっと手前という状態ですけど。




アガパンサス(Agapanthus)
ヒガンバナ科アガパンサス属の常緑宿根草。南アフリカ原産。
この時期にすらっとした茎を高さ1m以上に伸ばして、先端にブルーの花を咲かせます。
ウチの庭では、最初に作った時からずっといる植物の一つ。



花はこの薄めのブルーのものが多いと思います。もっと濃いブルーや紫の花や、白、ピンクなどの品種もあります。白い花の品種も植えたんだけど、なぜか花が咲きません。咲くのはいつもこのブルー。背の高さは品種によって色々あります。ウチのは一番背が高くなる品種かも。
1本の茎の先端にたくさんの小さな花が咲きます。このあたりはヒガンバナと似てますね。



咲き始めはすらっとした細長いユリのような感じ。だんだん花びらが反り返ってきます。常に整った形でいてくれます。



今日みたいな晴れの日も光って見えるし、雨の日や夕方のような暗めの日でも他の植物よりも目立って見えます。とっても良い色。
つぼみがいっぱいつきますが、ちょっとずつ開いてくる感じ。1本だけあるよりも、ある程度群生させた方が、インパクトがあって咲いた時はキレイに見えると思います。



花が咲くには、ある程度の日当たりが必要です。もし咲かなかったら、日照時間が長くなる場所に移動するのが一番の方法だと思います。ウチでは、毎年ちゃんと咲く株と、別の場所で3年間たって一度も咲かなかったアガパンサスがあったので、咲く場所に全部移動させました。結果的にアガパンサスの群生スペースができました。



葉はこんな感じ。厚みがあるツヤツヤの常緑の葉。
グランドカバーでよく使われるタイプの葉ともいえるかも。日陰スペースに植えると、花があまり咲かないけど、びっしり植えてグランドカバーとする方法もあるかもしれません。
太くて長い根を伸ばします。葉も厚めだから、木の根元のような乾燥気味で、他の植物は植えられないような場所でも大丈夫かも。

葉はぐんまの冬の寒さでは、色が落ちて枯れたようになります。ちょっと見た感じが汚くなるので、変色したら切るようにしてます。



花が咲いてる時期はとっても目立ちますが、それ以外の季節はとっても地味なのが、ちょっと残念。ですが、この植物はなんとなく花壇の手前におきたくなるんですよね。なんでだろう?

株分けで増やせます。根の形が株分けしやすい形をしていて、株分け初心者がやってみるのにオススメ。そろそろ大きくなってきた株もあるので、また株分けして増やしてみようかな。



他の花色の品種も植えてみたい気もしますが、この色が気に入ってしまっているので、どうしようかな?ちょっと濃い目のブルーの品種で、同じくらいの背の高さになるものがあれば植えてみようかな?

◯アガパンサスの育て方まとめ
・水やりも肥料も全く不要で、まったくのほったらかし植物。とてもラク。
・花が咲かない時は、日当たりのいい場所へ移動しましょう。
・乾燥に強いので、特徴のある葉をいかす使い方もありかも。
・株分けで増やしやすいです。ほっておいても成長がゆっくりなので大丈夫。

↓今年ブログで書いた、ぐんまの庭で元気に育つ植物をまとめてます↓

「庭の植物と育て方の紹介・2015年版」まとめはこちら