ハーブコーナーから | ぐんまの庭を目指して

ぐんまの庭を目指して

群馬県の平野部に住む家でガーデニングをしています。イングリッシュガーデンでもなく、和風の庭でもない、「ぐんまの庭」「我が家の庭」を目指して、試行錯誤中。
使用カメラ:Pentax K-3II

ウチの庭には、主にハーブ類を集めているスペースがあります。
といっても、厳密にハーブだけを集めているわけではないです。
具体的には、こんな感じ。
・実がなるもの:ジューンベリー、ブラックベリー、キンカンなど
・香りが良いもの:ラベンダー、オレガノ、レモンバームなど
・ハーブの中でも、花がキレイなもの:チコリなど
・食べられるもの:イタリアンパセリ、アシタバ、セロリなど

その中から、特にお気に入り植物を紹介です。

まずはオレガノ。



オレガノはシソ科の常緑多年草。地中海原産。
とても良い香りの植物。香辛料に使うということですが、ウチでは特に料理などに使ったことはありません。葉に触れて香りを楽しんでいます。

昔、地理で学んだけど、地中海気候というのは、夏に乾燥して冬に雨が多いのが特徴。日本とは雨が多い時期が逆なんですね。なので、地中海地方原産の植物は、どうしても日本の夏の高温多湿に弱くなります。
でも、オレガノは夏でも安心して見ていられると感じ。



もさもさと伸びますが、内部が蒸れて枯れてしまうとか、あまり気にしなくても大丈夫だと思います。広がりすぎだと思ったら切ればいいし、適当に株分けしたりして小さくすればOK。育てやすくほったらかしでいいのが嬉しい。
花が咲くときだけ茎が立ち上がりますが、普段は低い位置で葉が茂ってる感じ。
花壇の手前で使ってます。

次はアニスヒソップ。
こちらもシソ科の宿根草。北アメリカ原産。
葉からさわやかなミントの香りがします。ミントだと花壇で増えすぎて植えられないという方には、こちらがオススメ。
花はこんな麦の穂のような雰囲気です。



花は私の目の高さくらいで咲いています。周囲が他の植物に囲まれているので、それに合わせて高くなってます。
花が長く咲き、さわやかな香りでいてくれて、ちょっとずつ増えます。増えすぎて困ることもないし、ほったらかしておけば、毎年勝手に芽を出していい感じで育ってくれます。
地味だけど、これがないハーブコーナーも考えられない、私にとってとても自然なハーブ。

最後はアシタバ。



アシタバはセリ科の常緑多年草。日本原産。食べられる山野草として知られてますね。
なぜこれがお気に入りかというと、大きな葉を広げて花壇のアクセントになってくれるのです。



ヨーロッパなどのハーブは、オレガノとかラベンダーのように、葉が小さいものが多いです。ハーブコーナーって、あまり花が咲いてる場所じゃないので、全体として植物の葉とか枝ぶりを楽しむ感じになります。
なので、このように葉が元気に大きくなる植物があると、アクセントになって楽しいです。

どれも地味ですけど、毎年ウチの庭で活躍してくれるハーブたちでした。
他にももちろんラベンダーとか



野菜としてミニトマトとかも育っています。





【おまけ】
DIYで作った屋根付きベンチですが、天井には色を塗ったわけでもなく殺風景なので、何か貼ってみようかと考えてみた。ふとあるお店でみかけたテザインがオシャレな手ぬぐいが気に入ったので、買ってきて天井にはってみました。



かわいらしくて夏っぽいでしょ。