カワラナデシコ | ぐんまの庭を目指して

ぐんまの庭を目指して

群馬県の平野部に住む家でガーデニングをしています。イングリッシュガーデンでもなく、和風の庭でもない、「ぐんまの庭」「我が家の庭」を目指して、試行錯誤中。
使用カメラ:Pentax K-3II

とっても丈夫なおすすめ宿根草。秋の七草の一つ。



カワラナデシコ(河原撫子)
日本原産の宿根草。ナデシコ科。別名ヤマトナデシコ(大和撫子)。
もともと日本全国に自生していた植物。販売されてるのは園芸品種。
河原ナデシコという名前なので、川沿いに多く自生していたのかも。



50~60cmくらいの高さまで大きく育って、たくさんの花をつけます。
もともと日本の平地に自生していただけに、育ててみた感じはほとんど雑草。
場所が合えば何もしなくても大きくなって、種がこぼれて周辺に勝手に増えていきます。
ウチではイングリッシュデージーとかオダマキと同じように、好きにさせておいて邪魔だったら適当に抜くという育て方です。



よく見るのは、ピンク、赤、白あたりの色かな?
私が好きな色は白。清楚な雰囲気がしてキレイだと思います。
でも育ててみた印象では、丈夫でよく増えるのはピンク系のナデシコな気がします。
この白も、消えてしまったと思っていたら、するするっと芽が出てきて咲いてくれました。



先日園芸店に行ってみたら、白い品種が置いてあったので、2株ほど購入してみました。ダイアンサスは色々な品種があるけど、私が買いたくなるのはこのカワラナデシコ。
もうこれより丈夫なダイアンサスじゃないと、買う気にはならないかも。



ウチでは半日陰くらいのスペースに植えています。
日当たりがいい場所の方があっていると思います。木の根元のような乾燥した場所でも、小さくなるけど頑張ってくれる感じがします。
もともと日本の植物なので、梅雨からの高温多湿とかは全然気にしなくても大丈夫。もちろん水はけが良いにこしたことはないです。



たくさんの花が咲いて、種をたくさん作るタイプの宿根草なので、寿命はあまり長くないです。3年くらいしたら枯れると思っていた方がいいです。
こぼれた種から出た芽を育てたり、苗を作ったりして更新していきましょう。
色が変わった感じの園芸品種もあるようですが、私は育てたことありません。
もちろん肥料などは必要ありません。

◯カワラナデシコの育て方まとめ
・丈夫で手間いらずの宿根草。日本に昔からある雑草だと思って、大らかに育てましょう
・意外と大きく広がります。キレイに整うタイプじゃないので、ナチュラルガーデン向き
・ほったらかしで育つ宿根草ですが、枯れたら寿命だと思って新しい苗と入れ替えましょう


今日の庭から。
春に強剪定したブッドレアは、ずいぶん枝が伸びてきました。
花が咲くのはもうちょっと先。



カワラナデシコよりも雑草っぽいディスカンプシア。軽井沢の絵本の森の前にたくさん植えられています。
まぁきっと私以外の家族は雑草に違いないと思ってるに違いない(^^ゞ
植えた場所が悪くて、ちゃんと育たたなかったので、最近場所を移しました。
なので今年はあまり穂が出ないと思うけど、これから楽しみにしてます。