ドロシー・パーキンス | ぐんまの庭を目指して

ぐんまの庭を目指して

群馬県の平野部に住む家でガーデニングをしています。イングリッシュガーデンでもなく、和風の庭でもない、「ぐんまの庭」「我が家の庭」を目指して、試行錯誤中。
使用カメラ:Pentax K-3II

今年もキレイに咲いてくれました。やっぱりこのバラはかわいい。



ドロシー・パーキンス(Dotothy Perkins)
一季咲きのランブラーローズ。1901年にアメリカで作出。
遅咲きで5月末から6月初めに小輪のピンクの花がたくさん咲きます。
植えてから2回めの開花。私の大好きなバラの一つ。



ウチでは幅2m×奥行き1m×高さ2mのパーゴラに誘引してます。
このバラには正直小さい。成長すれば1年で5~6mは伸びるんじゃないかな?
パーゴラの横の地面は、通路になっていてあまりちゃんと耕されていないので、多分土が固いです。
バラには申し訳ないけど、それで伸びが多少抑えられているかも。



同じパーゴラに、ヴィチセラ系のクレマチス(品種名不明)が植えられてます。
クレマチスはほとんど誘引していなくて、勝手にドロシーに絡まって上に伸びてもらっています。昨年、偶然そうなってとってもいい感じに咲いてくれたので、今年は最初からほっておきました。
もともとクレマチスが植えてあったので、偶然できた組み合わせ。ラッキーだと思ってます。



とてもはっきりしたピンク色。小輪だけど八重モッコウバラの花よりは大きい。
実際に見るまで、こんなにかわいいバラだとは思いませんでした。
香りはほとんど感じないです。でも香りで魅せるバラじゃないですね。



なぜこのバラを選んだかというと・・・
この小さめのパーゴラだと、枝が細く柔らかくないとうまく誘引できないんです。
かと言って3~4mは伸びてくれないとバラでいっぱいにはできません。
そうなると、例えばピエール・ド・ロンサールみたいに、強く上向きに伸びるようなつるバラは無理。なので自然にランブラーから選ぶようになります。
あと、バーゴラの端からしだれたような枝でも開花してくれる品種を探したら、このドロシー・パーキンスとなりました。



パーゴラから自然に下がってきた枝にも、たくさんの花を咲かせます。

パーゴラに乗せられる枝の数には限りがあるので、新しいシュートが出てきたら、今年咲いた枝はばさっと切ってしまいます。
なので誘引作業は意外と簡単。自由な形にできるので、長いフェンスなどに誘引されている方も多いでしょうね。そうなると誘引は結構タイヘンかも。
トゲはあまりないです。そこは助かる点ですね。



一季咲きでぐんぐん伸びるバラだし、病気にも強いです。無農薬な庭ではうれしい。
本当は、もっと大きく伸ばしていっぱいの花を見てみたいけど、誘引スペースが小さいのでしょうがない。このバラのためにパーゴラを拡張しようかと、ちょっと考えてしまいます。
他のバラが終わってから、わが家では最後に咲くバラ。それもこのバラがキレイに見える一つの原因かもしれません。


最後にちょっとだけ庭の様子。
昨夜の雨で、庭の植物には水玉がたくさん。



真ん中の葉はカライトソウ。まるっこいつぼみは桔梗です。
カライトソウは、今年からぐんと大きくなりました。春に植えた桔梗に覆いかぶさる勢い。もしかしたら葉をちょっと切らないといけないかも。