リキュウバイ(利休梅)の剪定 | ぐんまの庭を目指して

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群馬県の平野部に住む家でガーデニングをしています。イングリッシュガーデンでもなく、和風の庭でもない、「ぐんまの庭」「我が家の庭」を目指して、試行錯誤中。
使用カメラ:Pentax K-3II

連休の初日。比較的風も穏やか。よかった。

予定通り、今日はリキュウバイの剪定をしました。
ウチのリキュウバイはこんな木。高さ3mちょっとくらい。
枝をたくさん出して、成長が早いタイプの木です。
年に2回くらいは剪定しないと、どんどん大きくなるし、枝が混んで日陰が濃くなってしまいます。

(以下色々書いていますが、あくまで初心者が自己流でやったことです。なので内容の信用度はかなり低いです。この記事を読んだ方は、あまり参考にはされませんように・・・)



さて、リキュウバイの性質ですが・・・
たくさんある枝のうち、細くて短い枝の先端に花を咲かせます。
具体的には下の写真のような枝。細くてくねっとした感じの枝に花芽があります。





なので、こんな枝をカットしてしまうと、春の花が咲きません。

一方、こんなびゅーんと1本が長く伸びた枝には、(多分)今年は花が咲きません。咲くとしても先端付近だけ。これは今年伸びた枝です。





こうした長く伸びた枝をどうするか?選択肢は3つ。

(1)大きくしたい等で、これを今後の幹にしたいときは残します。その場合、来年この枝に花が咲きますが、その花はこの先端あたりに集まると思います。

(2)木を大きくしたくないし、強く真っ直ぐ伸びた枝を残したくないので、根本から切ってしまう。

(3)芽を数個残してカットする。切らずにほっとくと先端から枝がたくさん出ます。先端を切れば、そこから来年花が咲く短い枝が出てきて、来年花が下の方に咲いてくれます。

今回は(2)と(3)を適当に使って切ります。
それから、リキュウバイには、たくさん枝分かれしている所がたくさんあります。
下の枝みたいに、昨年切った所から10本近い枝が分かれて伸びています。





これは、太くて真っ直ぐ伸びた枝を優先的に切って、細い枝を残しました。





こんな作業をしばらくやって、終わった後がこちら。





長く伸びた枝が減って、花が咲く細かい枝がまんべんなく残っていればいいんだけどな。どうだろう?
咲かない枝の先端を切った部分は、ちょっと切り口が目立ってる気がしますが、葉が出てくれば目立たなくなると思います。

桜やハナミズキなどは、花が咲き終わってから枝葉が出てきます。
ですが、リキュウバイはそれらと違って花と葉が一緒に出てきます。なので、葉を出すけど花をつけない枝は減らしておいた方が、より花を楽しめると思います。

切った枝はこのくらい。上の写真だと、あまり変わってないと思われるかもしれませんが、結構切りました。
ガーデンシュレッダー欲しいな・・・





リキュウバイは、これまでは大きくすることを優先していたので、剪定をほどんとしたことがありませんでした。ちゃんとした剪定は初めて。
切り過ぎて花が咲かないと、この木を植えた意味が全くなくなってしまいます。
それがちょっと怖くて、枝は多めに残しました。

本当は、もうちょっと小さくしたいので、花が終わった後に、様子を見て長い枝をもうちょっと切ろうと思います。

いやはや、やっぱり花木の剪定は難しい。バラの剪定とは全く違う難しさがあります。



昨年の春の利休梅


3連休ですが、あいかわらず息子の熱があまり下がらず、家族揃って家で過ごしています。明日はどうなるでしょうか?

(追記)
利休梅が咲いた時の様子はこちら(2015年4月20日)