難攻不落〝ぢーさま〟砦
はじめに、、、
〝こうもん〟さまのお話です。
苦手な方、嫌悪感を持たれる方、お食事中の方は
閲覧をお控えください。
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その場所(母の)がよほど居心地が良いのか
なかなか腰を上げようとしない〝ぢーさま〟
発火したまま、空気にさらされて、だんだん干からびて行く。
早く生まれ故郷(こうもん内側)へ帰してやらなきゃ共倒れだよ。
まずは、斬り込み隊長〝ボラギノール〟の攻撃で戦闘開始。
小指の先くらいの大きさに膨張した〝ぢーさま〟に
ボラギノール軟膏を直接塗布。(使い捨て手袋を着用します。)
2番手は後方支援部隊救護班〝アズノール〟が出動。
赤くただれた皮膚を手当てする。(抗炎症作用があります。)
3番手は同じく後方支援部隊補修班〝セキューラ〟が
患部周辺の皮膚を保護。(尿や便による汚染を防止します。)
上/ボラギノール軟膏
中/アズノール軟膏
下/セキューラPO
手当てをはじめて1週間が経過しました。
〝ぢーさま〟の発火は収まり、徐々にしぼみつつあります。
肛門内へは『9時の方向へ押しこむ』と訪看さんより指導がありましたが、
いくら押し込んでも、使い捨て手袋へ引っ付き出戻って来てしまい
うまく肛門内へ収めることができません。
肛門内へ収納できたとしても〝屁こき一発〟で
すぐにまた飛び出してくるという、まるで〝いたちごっこ〟の様です。
経管栄養にすると〝お尻がただれる〟と聞いてはいましたが
まさか〝脱肛(痔)〟まで悪化するとは思ってもいませんでした。