便秘の副産物
【進行性核上性麻痺】 (別ウィンドウ開きます。)
という神経難病を患う母は、頑固な便秘に悩まされています。
パーキンソン治療薬である【イーシードパール】 (別ウィンドウ開きます。)
を服用しはじめてからは、それはいっそう頑固なものとなりました。
便は、腸内に留まるうちに、体内の水分を吸収しながら
カチコチに固まっていきます。
母の場合は、うさぎのくんみたいな、ころころした便が
何個も何個も集まって大きな固まりと化し、
肛門に蓋をしたようになって詰まっています。
この詰まった便を、1週間に2回の訪問看護の日に
『浣腸&摘便』により、出していただいています。
先日の訪問看護の日も、いつものように『浣腸&摘便』にて
便を出していただいていたところ、母が不自然に身をよじっていました。
眉間に皺を寄せ、痛がるのはいつものことですが
身をよじったりすることは、今までになかったことです。
「痛いね、あ~、【脱肛】 してるね~。」
なに・・・?
だっ、だっこう・・・?
その一言で過去の出来事が、一瞬にして理解できました。
『粘液性の赤いものが、便に混じっていたこと。』
いちごかと思いましたが、痔による出血だったんですね。
その時は、イーシードパールの副作用(消化器官からの出血)か?
と、思い悩んでいたものでしたが・・・。
『肛門から「なにやら」出ている。』
すなわち、これが【脱肛】 なのです。
今までは軽度だったらしく、肛門からはみ出しても
排便終了と同時に、引っこんでいたらしい・・・。
しかし、便秘が頑固化するとともに『痔核(出血の元)』も成長し、
中へは戻ってくれなくなった・・・。
まるで、その存在を自己アピールしているみたいだよ・・・。
痛いらしいのね・・・
もの言えぬ母、もぞもぞ動くお尻が物語っています。
『水虫』といい、大事にし過ぎなのかなぁ。
もっと『いいかげん』にしていいのかもしれない。
さぁ、【脱肛】ケアをはじめるぞっ!!!
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参考にさせていただいたサイトさまです。
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【痔の基礎知識】
http://www.mouva.net/index.htm
【ドクトル「山田」の「痔」のホームページ】
http://www.mediawars.ne.jp/~kik0488y/index.html
【痔の治療・予防「イボ痔や切れ痔を解消する」】
【痔ch】
http://www.ji-gekitai.com/ji/index.html
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