6月はいろいろありましたね。

まずは、本格的な化学療法の開始になります。3月に前の手術した病院でFOLFOX+アバスチンを1クールだけやりましたが、転医してから放射線療法と併用したts1だけで、これも1クールだけだったので、細切れ状態の化学療法でした。効果の程は腫瘍マーカーで判断するならば、芳しくない値です。CEA、CA19.9も基準値の上限を何倍も振切っており、多少の値の増減は誤差です 苦笑

今回の化学療法はFOLFIRI+アバスチンです。FOLFOXの副作用の一つとして、オキサリによる末端神経障害で手足に痺れがあり、FOLFIRIはイリノテカンによる脱毛と下痢?が副作用としてあるらしく、この後復職も考えているため、痺れは仕事に支障を来たす恐れが嫌なので、FOLFIRIをお願いしました。
初回の化学療法は、副作用の確認と次回以降は外来化学療法となるので、そのレクチャー(針の抜方)目的で入院となりました。転医してからこの病院での入院は初めてとなります。大部屋希望してましたが、満床で個室となりました。
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入院初日、採血、心電図、胸部腹部レントゲン。それと看護師による46時間持続ポンプの針の抜き方講習。ビビリなんで貼り抜くのは暫くは慣れが必要ですね。

入院2日目、いよいよ化学療法開始です。最初に主治医の診察があり、白血球の数値を確認し、問題なければ主治医が胸ポートに抗ガン剤の針を刺して始まります。
FOLFIRI+アバスチン
吐き気止め、アイソボリン、イリノテカン、アバスチン、5FU(急静注) ここまで2時間半位で個室の部屋でテレビ見ながら受けてました。その後、5FU46時間持続ポンプになったら、自由に動いて大丈夫になります。但しポンプは身体から離さずポーチみたいなショルダーに入れ携行となります。
後は自由に院内を散歩してました。

入院3日目、携行ポンプをぶら下げながら院内散歩してました。この病院はスタバ、ローソン、ナチュラルローソンなどがありなかなか便利です。
午後より、実家から両親、兄が見舞いに来てくれました。妻や息子も合流して病院内にあるレストランで楽しいひと時を過ごしました。
親より先に逝く可能性を考えると、今この時を大切にしたいと思うし、親に心配掛けてばっかりで、非常に忍びない気持ちになりますね。

入院4日目、46時間持続ポンプが終われば退院となります。確か昼前に終わり、看護師の監視元、恐るおそる手順書に沿って、空になったポンプを止め、生理食塩水を注入し針を外しました。レクチャー時の針外しの感触と違い、結構、力が必要でしたね。まぁ次回外来化学療法は大丈夫かと 笑

化学療法と前後しますが、約3カ月ぶりに復職しました。最初は産業医面談を行い、病状の経過と体調状況を報告し、産業医はそれを聞いて復職していいか判断しますが、その日はたまたま体調良く、恐らく顔色も良かったので、復職オッケーとなりました。
職場復帰し、上司や部下が暖かく迎えてくれました。親しいメンバーとはランチ会での歓迎となりました。こうやって迎えて頂けるとホッとします。復帰して良かったとつくづく感じますし、また前向きな気持ちになります。感謝感謝です。

話しは変わって、障害年金を申請しました。障害年金はある一定期間厚生年金に加入していると三級から認定されます。三級は永久人工肛門であれば、ほぼ認定されると聞いてます。手続きは初診日の診断書が必要だったり、実際に永久人工肛門の手術した病院の診断書、身体申立書?等いろいろ書類が必要なります。正直、自分で申請するのは結構苦労するけど、出来ないことはないので大丈夫だと思います。
6月初旬に申請したので、たぶん9月位に結果が出ると思われます。がん治療は費用がかかるので、障害年金貰って少しでも負担が下がればと思ってます。

振返りは6月までで終了します。
7月からは治療とイベント中心にアップして行きます。