3月に入っても直腸切断術から来るお尻の痛みは依然続いてました。但し、この痛みはその影響かは疑問です。何故ならば術後2カ月以上も経過してるからです。

そのお尻の痛みを除けば、毎日の徘徊?で結構体力は回復しました。高齢の親父に無理にお願いして、ゴルフのラウンドを実現して頂きました。たまたま、その日は天候にも恵まれ18ホールラウンド出来ました。スコアも術前と変わらないほどでした。奇跡ですね!

で、その翌々日は主治医の診察です。確か3月頭に実施したCTの結果の確認です。診察室に先に通されて主治医を待っていると、険しい顔で入って来ました。その時点でヤバッと感じの空気が漂いました。

開口一番に再発いや再々発してると言われました。手術で目に見えない部分が進行したか、あらたに出現したかは分からないが、術後の画像と今回の画像比べると、また似たような場所に存在してるので、もう手術の選択はなく、補助的化学療法でもなく、対症的化学療法を至急する必要があると言われました。また、お尻の痛みは、その腫瘍が仙骨神経を圧迫してる痛みか、もしくは、仙骨浸潤の疑いもある為、入院して骨シンチ検査と初回抗ガン剤治療を開始すると言われ、来週から入院出来るかと問われたが、再々発と言われ頭が真っ白で混乱し、頭の機能が混乱した状態では、すぐには回答が出来なかった。

元々、前から復職願いを考え、その診断書を主治医に書いて貰っていた矢先もあり、とりあえず入院は再来週に延ばして貰いました。

一旦、会社の産業医面談を受け、先に準備した診断書で復職が大丈夫になり、入院前の週の3日間だけ出社しました。

まぁーこの時の精神状態は最悪です。
抗ガン剤治療の不安、今後の生活不安(3月まで給与は満額支給)、傷病手当を申請するかどうか。ちなみに傷病手当はMAX1年6カ月までなので、休職が続けば、どのタイミングで申請するか難しいし、障害年金申請もあり、頭の中は常にパニック状態でした。

そんな状態で入院を迎えました。
初日 骨シンチ検査
2日目 抗ガン剤(FOLFOX+アバスチン)のため、胸にポート埋込手術
3日目〜5日目 1クール抗ガン剤開始
6日目〜7日目 副作用の経過観察?
8日目 転院のため退院
この入院期間中に、骨シンチ検査の結果と今後の治療方針の確認。

主治医との話しは、妻と頭が混乱中の私では、まともに聞けないと思い、妻の両親にも話しに入って貰いました。

結果は仙骨浸潤しており、対症療法としては放射線治療と化学療法の併用が挙げられました。放射線治療は今の病院では、施設がないことと、毎日の治療となるので、病院が遠いと今の体力では、通院は不可能と思い転院を考えました。手術した病院ですが、術後の対応に不安が募っていたので、このタイミングしかないと判断し、転院のための手続きをお願いしました。

3月は再々発、会社出社、初抗ガン剤治療、仙骨浸潤、転院とバタバタした月で、頭の中混乱MAX、マイナス思考MAXと大変な月でした。