やっぱプラハですよ。① | バラの国ブルガリア  ~ヨーグルトパラダイス~

やっぱプラハですよ。①

4日目の朝
バスでプラハに向かう。
ウィーンからプラハまで、4時間ほどとけっこう早い。19ユーロ、約2000円。
ルセからソフィアまでとおなじぐらいだ。そのバスにも最近慣れてきたために、けっこう早く感じた。(ちなみに、大手会社のルセ-ソフィア間は最近また値上げして、片道26レヴァ≒1600円になりました)

プラハに着いて、早速ホステルに向かい、早速チェココルナでの料金前払いに一苦労し、その後、早速チェコ料理のお昼ご飯。

ウィーンで牛肉を食べられなかったので、ビーフグラーシュと、チェコの主食ゆでパンを。そして、なんらかのスープ。チキンクリームだったかな。
ビーフグラーシュは、まあビーフシチューなんだけど、ハンガリー料理らしい。しかし、ブルガリアでは食べることがない久々の牛肉らしい牛肉に、大満足。
ゆでパンは、おもしろい食感だった。

そして、待ちに待ったプラハ観光へ。
これがこれが、求めていた雰囲気そのままだ。
街並みのカラフルさにかわいらしさを感じる一方で、古さや石の色から古く黒ずんだ感じがにじみ出てきて、本物の歴史を感じさせる。
近くにはおみやげものやさんがずらりと並び、どれもこれもかわいい雑貨ばかりで、目移りしてしまう。
どことなく哀愁漂うかわいらしさ。これぞ、チェコ。最高だ。。。。



広場にある旧市庁舎の時計塔もこんな様子。この仕組みはとてもおもしろいものだった。
正時ごとに動く仕掛けのおどろおどろしい人形。上の時計は、天体の動きをあらわす時計部分と、その下は365日カレンダーになっている。


残念ながら正時のしかけは動いていなかった。
この塔の上に登り、市街を眺めたのち、正時を待ったのだったが、衛兵さんがトランペットを吹くだけで終わった。

塔の上からは、「百塔の街」プラハが360度見渡せた。


石の鐘の家を通り、火薬塔、ミュシャの絵が描かれた市民会館へ。ミュシャはチェコ語では「ムハ」ならしい。


そして、ここに立ち、スメタナの交響曲『モルダウ』を歌わずにはいられない、がしかし近年はそう読むのだね、「ヴルタヴァ」。チェコ語だからか。

ついに見えたよーー。プラハ城を眺めながら、川沿いをぶらぶら散歩。じっくり見るのは、明日まで我慢。

ユダヤ人街を通って、シナゴーグを眺めて、また旧市街へ。



ユダヤ人街近くの歩道は、こんな風になっていた。


カフカの生まれた家は旧市街広場にあります。




その後、休憩やらお買い物やら。
実は、チェコ語とブルガリア語はあいさつや数などには近い言葉が多く、比較的推測しやすいのです。しかし、お買い物に入った店はもろブルガリア語が聴こえてきたりして、びっくり。もちろんブルガリア人が経営してたんですが、けっこうあったんです。みなさん出稼ぎに来てるんですね。


晩ご飯は、旧市街の夜の街並みを散策した後、レストランへ。チェコビール、ピルスナー・ウルケルで乾杯しローストチキンか鴨かなんかを食べた。また忘れてしまった。
それに、ゆでパン(クネドリーキというらしいが)のジャガイモバージョンと、キャベツのザウアークラウトがとてもおいしかった。
実は、ブルガリアではほぼ菜食生活をしているため、ひたすら肉ばかり食べているこの旅の食生活面に、少しうしろめたさを感じていた。
でも、おいしかった。