23日の料理科学教室のテーマは「じゃがいも」。今回はこのじゃがいものヒミツを探り、ニョッキ作りに挑戦させてみました。

参加していただいた子供たちの年齢差もあったのですが、お兄ちゃんお姉ちゃんに負けないくらいの発言力。幼稚園生のパワーを感じた教室でした。


家庭に贈る幸せレシピ

最初に食材(今回はじゃがいも)について学習していきます。
今回は小学校4年生~5年生向けのプリントを使って5歳児の子供たちにも挑戦させてみました。決して、字を書かせるためでないので書けない子でも問題ないのですが、彼らの言葉を拾ってホワイトボードに書いていったところ、自分たちでそれを写しとっておりました。すばらしいきら


お兄ちゃんやお姉ちゃんと一緒に考えることで同じように考えようとするからすごい。

今回はじゃがいもを切った時についた物がどんなものかを考えさせてみました。

5歳児の子供から

「なんかぬるっとしたものがついてる」

「色は白」。

この気付きを引き出した後「正体はでんぷんっていうんだよ。」と教えます。
(小学生にはでんぷんという言葉を知っているかを引き出しますが)

その後、でんぷんを使った料理やその特性について紹介し、

じゃがいもの種類にも目をむけさせてみました。(メークイーン・男爵)双葉

その後、じゃがいもはどんなふうになっているかいるのかを絵に描かせると、
幼稚園でいもほりの自然体験がある子供たちは土の中にじゃがいもがなっていることに気付き
「土の中になってる。」
「葉っぱは上になってる。」
そして根で繋がっているのではないかと考え、土の中で育っているじゃがいもを鉛筆で繋げていっていました。

これは自然体験が生みだす子供の既習学習なのです。

要するに、自然体験が多い子ほど科学的思考力が育っていると立証できます。

じゃがいもについてのお勉強が終わったら、みんなの楽しみにしている調理!

家庭に贈る幸せレシピ

皮ごと茹でたじゃがいもの皮をむいている姉弟。「熱い」と一言も言わずに上手にむいていました。

子供たちにとってはのばしたり丸めたりし触感を味あわせることにも繋がります。


他にはジャガイモスープにサラダも作りを楽しみ、


「いただきます!」


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今日も最後まで楽しんでくれた子供たちです。


お家でもぜひ実践して欲しいなぁと願っています。


本日のおまけは!


私たちのプロジェクトは「食と自然から学ぶ科学の子プロジェクト」


そこで食べ終わった後、天然石を選んでストラップ作り。


家庭に贈る幸せレシピ


これは大人の教室でも時々開催しているのですが、大人並みに上手に作れることに驚き。


自然物に触れることで手先を器用にさせ、そして誰かのために作る幸せを感じた子供たちでした。



「お母さんや兄弟にも作りたい」と言ってはりきっていましたから。


「笑顔は食卓から」私たちのプロジェクトは草の根のように根気よく続けていく予定です。


参加いただいたご家族の皆さん、ありがとうございました。






次回は「豚肉」がテーマです。


題して「豚肉について調べ、ミラノ風カツレツを作ってみよ~」です。


日時は


10月8日(祝日)11時★満席

10月8日(祝日)15時★残席4

10月21日(日)15時★残席3


お問い合わせは下記までお願いしまーす。


myself.advance@gmail.com