仏検の向こうにある世界 | Rosedn の神戸で外国語生活

Rosedn の神戸で外国語生活

外国語大好き!つれづれなるままに、外国語学習について書いています

仏検(実用フランス語技能検定試験)まで、1ヶ月をきりました。

考えていたようには勉強が進んでいません。

今年「も」、かなり厳しいのではないか・・・という悲観的な思いになってきたのですが、最後まで諦めないでいようと思います。

少なくとも、去年までよりは勉強した(している)ことは事実です。


それでも実力の伸びを実感できない状態で、焦りは募り、やや沈んだ気分になっています。


どうしても今年通りたい・・・その思いは強いのです。

それには、いくつかの理由がありますが、一番の理由は今、仕事としてフランス語を多少なりとも使っているからです。

なのに、私が持っているのは「通訳ガイド資格」と「仏検準1級」のみ。1級レベルでないことで、肩身が狭いというか・・・

しかもフランス語圏に留学や長期滞在の経験もない私。要するに「看板」がないのです。

ですから「仏検1級」の看板を掲げて、胸を張って仕事ができるようになりたい。


・・・しかし。

最近、苦しみながら勉強していて、ふと思いました。


「この文章が、すんなり読めるようになったら、いろんな物がもっと楽に読めるんだろうな」

「読めるようになれば、聴いて理解できるものも増えるだろうな」

「もっといろんなものが聞き取れるようになれば、楽しいだろうな」

「表現力が高まれば、もっと複雑なことを話したり書けるようになるだろうな」


そんなことです。


仏検を受け始めた初心者の頃、その目的は資格取得のためではなく、仏検の勉強を通してフランス語力をアップさせることでした。試験を勉強に利用していたのです。

それが1級を前に、いつのまにか「資格取得」が第一義になっていました。



今年、実力が追いつくのかどうか、正直なところわかりません。

一日も早く「看板」はほしいけれど、まだ早いのかもしれません。


でも、仏検を受ける本当の理由は、今も私の中で変わっていないことに気づきました。


焦らずに、とは正直言えません。

思いっきり焦っています。笑

なかなかできるようにならない自分に、苛立ちます。


けれども、仏検1級の向こうにある世界を目指して、勉強を楽しみたいと思います。