p>

illustrated by AkihisaSawada♪♪お散歩

♪♪illustrated by AkihisaSawadaお散歩♪ ご訪問ありがとうございます。フォトショップ人気ランキング参加中です。ポチットクリックしていただけるとうれしいです。お散歩です。

読者登録してね

 

難病IBDの患者数が右肩上がりで増加中。大切なのは周囲の病気への理解私の父は、20年前から、安倍首相と同じ潰瘍性大腸炎です。大きな仕事を達成するごとに、病気が増えていくのです。
 ..日常生活で突然、腹痛に襲われてトイレに駆け込んだことは、誰にでもあるだろう。しかし、その頻度が1日4~5回以上にもなるという人はIBDかもしれない。

 IBDとは、「Inflammatory Bowel Disease」の略称で、主に潰瘍性大腸炎とクローン病の2つの炎症性腸疾患のことを指す。潰瘍性大腸炎は、粘血便や下痢、腹痛などが起きる原因不明の病気で、これに似たクローン病は、下痢や腹痛、発熱や嘔吐、倦怠感をきたす。ともに完治が難しいと言われている。潰瘍性大腸炎は、安倍晋三総理が患っていることでも知られているだろう。

「消化器の病気のなかで、右肩上がりで増加しているのはこの2つだけ。循環器系や糖尿病などの病気は、大人や高齢になってからの発症がほとんどだが、IBDは10~20代から始まるのが特徴」と話すのは、大船中央病院特別顧問の上野文昭医師。体調のいい状態(寛解期)と悪い状態(再燃期)を繰り返し、時には手術が必要になる難病のIBD。若い年齢で発病して長期間続くため、学校や会社での理解と協力が非常に重要だという。

 完治が難しいIBDだが「きちんとした治療を受ければ寛解(病気の症状が軽減またはほぼ消失)を保つことができる。最近は、ステロイドに加えて免疫調節薬や生物学的製剤など従来よりも治療の選択肢が増えたので、まずは専門医に相談してほしい」(上野医師)という。

 そんなIBDへの理解を深めるために、欧州クローン&潰瘍性大腸炎患者連合会が「世界IBDの日」と定め、日本では昨年から「IBDを理解する日」として制定されている5月19日に行われたイベントでは、女優の山田まりやとプロゴルファーの重永亜斗夢らが登場。それぞれ自身のIBDの経験談を語り、周囲のこの疾患に対する理解を呼びかけた。

「私の場合、11年前にクローン病の疑いが出て、仕事で周りにたくさん迷惑をかけた。最終的にはクローン病と確定されなかったが、症状はかなり厳しかった。私たちの症状は、トイレに行く回数がとにかく多くなるので、『周りから仕事をサボッてるんじゃないか』などと誤解されがち。IBDとは何かを理解してもらい、患者の精神的な苦痛をやわらげられればと思う」(山田まりや)。

「自分は、もともと胃腸が弱いほうだったが昨年、潰瘍性大腸炎だと診断された。これからずっと付き合っていくしかないなか、周囲に病気のことを伝えてもなかなか理解してもらえない。練習ラウンドの途中で、体調がよくないので途中で外れようとしても、それぐらい大丈夫だからと言われてしまう。ツアー中は外食も多いので、食事のバランスなどに気を付けながら、まずは日本一を目指してがんばっていきたい」(重永亜斗夢)

 日本では現在約19万人のIBD患者がいるそうだが、上野医師によれば、症状に苦しみながらも医師の診察を受けていない人もまだ多いという。原因不明の腹痛などに苦しんだり、1日に何回もトイレに駆け込んでいる人は、専門医に相談してほしい。また周りに苦しんでいる人がいたら、IBDへの理解を示すことが必要だろう。 <取材・文・撮影/日刊SPA!取材班>お付き合いいただき感謝します。今日も素晴らしい一日を、、、。


≪続きを読む≫