今日は愛情の日だそうで


朝から「家族愛」について考えさせられてます。




私の20年来の友人から今朝電話がありました。



彼は私から見ても

とても仕事の出来る家族思いの良い父親です。


毎日毎日本来は単身赴任になる距離を

朝晩2時間3時間かけて車で通勤し

休日にも家族優先

自分の趣味も楽しみも後回しで


責任ある仕事と家族の為に

日々一生懸命「生きている」と思います。


その彼の家族は

数年前、彼の転勤を機に

奥様も娘さんも「鬱」の状態になりました。


先ず娘さんが鬱になり

その治療中に奥様も鬱になりました。


この数年、その2人の為に会社の仕事も

休んだり遅刻したり早退したり・・


一時はその友人も鬱になりかけたり


大変な毎日を過ごしながらも

何が彼女たちにいいのかを一番に考え

行動し実行し

聞くのも辛い毎日を送っていたと思います。


それでも、娘さんがせっかく受かった高校に

行き続ける為に、行ける状態にする為に

毎日毎日一生懸命でした。



そんな友人から今朝、

娘さんが学校を辞める事になったと連絡がありました。

そして半年ほど休ませると。



鬱って何なんでしょう?

彼女が鬱だと診断され沢山の薬を飲むようになり

益々症状が悪化したように思いますが

それでも心療内科の先生は沢山の薬を与え

薬が切れるとどうなるか分からないからと

薬を飲まないという選択も出来ず


もし、彼女が病院に行かなければ薬の投与は無く

それでも今の状態より酷くなっていたのでしょうか?


私にはわかりません。


唯一分かるのは


家族の想いが「こうでなくてはならない」という

強固な常識感があったこと。


おそらく、小さい頃から

勉強しなければいけない、学校に行かなければいけない

習い事も優秀でなければいけない・・・と育てられた事


だから、娘さんは「自分は完璧でなければいけない」と思い

完璧ではない自分に対し、自信も持てず引きこもり・・・


確かに、彼女は小学・中学の途中まで

成績も習い事も優秀で、常にトップクラスの娘さんでした。


きっとそんな毎日に疲れを感じたのでしょう。


今日、その電話をもらって

私はちょっぴりホッとしました。


もう、その娘さんは「○○しなければならない」から

開放されるんだなぁ・・・って


でもどうか家族の愛で存分に包んで

小さな何気ない幸せを感じられる

穏やかな毎日を作ってあげて欲しいと思います。


そして、その友人も

少し休んで、心も体もリラックスさせて

気力も体力も回復させて欲しいと思います。



私も、改めて近しい人たちに対する

「愛」について

考えたいと思います。


このマザーテレサの言葉のように

小さい頃から教えられた「祈り」とともに・・・



私は良心と私たち兄弟が

毎晩一緒に祈っていたことを覚えています。

祈りは、私たち家族への

神からのいちばん素晴らしい贈り物です。


祈りは家族をひとつにしてくれます。


ですから、家族の祈りに戻りましょう。

そしてあなたの子どもたちに祈りを教え、

一緒に祈りましょう。

祈りを通して、

あなたは神があなたにしてほしいと望まれることを見つけるでしょう。


by マザーテレサ