Wes WelkerのオフのPatriotsからの放出劇を嫁姑問題として描いてみたwww | アメフト交差点

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NFLを知らない人でもわかるように、嫁姑のストーリーとしてえがこうと思うので読んで楽しんでいただけると嬉しいですwwww

日本時間の25日月曜10:30~、NFLの大一番のゲーム
Denver Broncos vs NewEngrand Patriots の試合が行われます。

この試合では元PatriotsのWes Welker(ウェス・ウェルカー)という選手がBroncosの一員として戦う初めての試合になるんですが、まぁちょっとした因縁があるのでそれを皆さんに分かりやすいように嫁姑問題として描いていきますね。
性転換して考えてしまっておりますが、アメフトにおいてスターQB(クォーターバック:パス投げる人)とスターWR(ワイドレシーバー:パスキャッチする人)のコンビは旦那と嫁とも呼ぶべきほどのコンビネーションですゆえ、わかりやすくていいと思います(笑)

画像はPatriots時代のWelker(#83、ポジションはWR)
(この記事内の画像はすべてNFL JAPAN.comの「フォト」より引用)


~登場人物&役柄~
ウェス・ウェルカー : 主人公、ブレイディの元嫁で、マニングの現在の嫁。

トム・ブレイディ : ウェルカーの元夫。母はビル・ベリチック。
ビル・ベリチック : ブレイディの母。ウェルカーからみて元姑の立場。

ペイトン・マニング : ウェルカーの現在の夫。母はジョン・エルウェイ。
ジョン・エルウェイ : マニングの母。ウェルカーからみて現在の姑の立場。

~嫁姑問題からの家出・再婚劇!!~
ウェルカーブレイディはとても仲のいい夫婦で、町中から羨む声も漏れるほどのベストカップルでした。
夫のブレイディを完璧に補佐するウェルカーは「この町1番の嫁さんだ!」との呼び声も高かったほどです。
彼らを出逢わせたのは、ブレイディの母のベリチックでした。
ベリチックブレイディの稼いできたお金を管理しています。
いわゆるマザコンチックな感じの親子です。←
ベリチックウェルカーを見つけたのはウェルカーがそれほどまだ町になじんではいない時だったのですが、彼女が間違いなくブレイディを補佐してくれると見込んで2人をめぐり合わせました。
ベリチックはいい家政婦やいい弁護士を見抜くのもうまく、ブレイディの嫁選びも例外ではなかったようで、期待通りにウェルカーは働いてくれていました。
ベリチックも彼女の働きに満足し、彼女へのお小遣いを増やしました。

しかし、2011年のパーティーで大事な高級のお皿をウェルカーは落としてしまい、あろうことかお皿が割れてしまったのです。
ベリチック「ウェルカーさん、これだけは落としちゃダメでしょ。しかもこのパーティーの皆さんの前で。。あなたの働きには感謝しているけれどこういう時に落とされちゃあねぇ。」
ウェルカー「すみませんお母さん。。こんなことをしてしまうなんて… ブレイディさんがせっかくいいお皿を買って下さったのに。。」

2012年の序盤、ウェルカーは’11年でのこともあり少し主婦としての仕事を減らされてしまいます。
ベリチックは家政婦に仕事を多く回すようにしたのです。
しかし、その家政婦は病気で療養しなくてはいけなくなり、結局ウェルカーがまた主婦業をすることになりました。
結局のところ’12年も素晴らしい働きでブレイディを補佐しました。
ブレイディ「母さんは完璧を求めるから少し口うるさくは言うけど、間違いはおかさない。いい人だよ!」
ウェルカー「そうねぇ…。ブレイディさんのためにもここでずっといたいのだけれど。」

そして2013年を迎えるのですが、突然ウェルカーへのお小遣いが減らされてしまいます。
ウェルカー「お母さん?なんで私のお小遣いが減ってしまったのですか…?」
ベリチック「あらいやだ、あなたに見合った金額だと思ってお渡ししているまでよ?」
ウェルカー「そんな、私はこの金額よりもはるかに働いていますよ!それにこのお金では満足にブレイディさんの補佐をすることはできないわ。食事代や水道光熱費、ほかにもまだまだお金が必要な部分があります!」
ベリチック「そんなに不満ならほかのお家に嫁いだらいいじゃないの。私はこれ以上の額をあなたにお渡しすることはできないわ。この世界にはそれなりにいい主婦業をしてくれる方が沢山いるのよ」

これに腹を立てたウェルカーは、ついに出て行ってしまいます。
ウェルカー「ごめんなさいブレイディさん。あなたのことは愛しているけれどもうあのお姑さんと一緒にいるのはごめんだわ。
きつかった。でもベリチック相手には辛抱して、我慢するしかなかった。自分だけでなく、みんなにそうしていたのはわかるの。そういう人だというのは分かるの。
でもだからこそもうあんな苦しいところにはいられないわ。。」

ブレイディのもとを離れたウェルカー
これからどうしていこうと思う彼女でしたが、夫を支える役割に前述のとおり定評があった彼女はいろんなところから縁談話を持ち掛けられます。
ウェルカー「でもどうしてもブレイディさんと比べてしまうわ。ブレイディさんと同じぐらい素晴らしい仕事のできる人を補佐しないと、いくらお金持ちでも気に入らないわ」

そんな時、声をかけてきたのがジョン・エルウェイでした。
エルウェイブレイディの仕事上のライバル、マニングのお母さんです。
エルウェイ「やぁウェルカーさん。ひどい目にあったわねぇ。。でも、これは幸いなことよ。なぜならうちにあなたをお招きするチャンスがうまれたのだから」
ウェルカー「え!?エルウェイさんもしかして…」
エルウェイ「そう、うちのマニングを支えてやってほしいの!彼には多くのガールフレンドがいてみんな彼の仕事を補佐してくれてはいるけれど、あなたには妻となってもらってより強力なサポートをしてほしいのよ!」
ウェルカー「彼のサポートというなら、喜んで!!」

マニング「ママ、彼女のような素晴らしいお嫁さんをくれてありがとう。これでより仕事に専念できるよ!」
エルウェイ「マニングに必要な人や必要なものはできるだけ取り揃えようと思っているからね。ウェルカーさんにはベリチックよりもたくさんお小遣いを渡して頑張ってもらおうと思うわ。オホホホ」

そして、日本時間で2013年の11月25日。
10:30からブレイディマニングの企画プレゼンテーションの直接対決が行われる。
『主婦のサポート』と銘打った商品開発事業をどちらが担当するのかという件だ。
内容が内容だけに、ウェルカーは主婦業についてのことを多くマニングに話し、助言した。
果たして、どちらが勝利するのか?
そして、ウェルカーベリチックにギャフンといわせることができるのか?
こうご期待…!!

というのが、嫁姑問題として描いたオフの放出劇であり、この因縁の対決でありますwwwww
なんだかよくわからないけれどブロンコスのマニング‐ウェルカーのコンビが活躍すれば面白いことになるのは分かりましたでしょうか(笑)
ブレイディはライバルに嫁を奪われたんやから複雑な気持ちですし、ベリチックはウェルカーに活躍してほしくないという思いが強いんだというのも分かるような構図にしてみました。
ぜひ試合のほう見てみて、この嫁姑劇がどのような結末を迎えるのかをその目で確かめて頂きたいと思います(笑)

ではここからは前述のストーリーがリアルではどのようなものなのかを説明したいと思います。
やっとアメフトの話になるって感じやねwww
あんまアメフトの話聞いてもややこしなるいう人はこの先は見なくてもいいです、
CSかNHK BSの試合の放送でウェルカーが活躍してBroncosが勝利できるのかというとこだけまた見といていただければ(笑)
(この記事の1番最後に放送時間等書いておきました)


まずですね、
トム・ブレイディというのはNewEngrand PatriotsのQBなんですよ。

(#12、QBブレイディ)
彼はチームをスーパーボウル(NFLの頂上決戦)に5度も導いて、3度優勝しているという名QB。

タッチダウンパスのNFL歴代記録をはじめ多くの記録保持者でもある、将来殿堂入り間違いなしのQBです。

そしてこのチームのヘッドコーチ(日本で言う総監督)兼GMがビル・ベリチックです。


ベリチックがブレイディをQBに抜擢したことでこのチームは常勝軍団になっていきまして、NFLでも随一といわれるコーチ。
(ブレイディ以外のほとんどの)特定のスター選手に頼らずに、「こんなヤツが活躍できんのか?」ってヤツらをかき集めてですね、そいつらをうまくバランスよく使って勝ってしまうのがすごいとこです。
しかし規律に厳しすぎるという声もよくあがります。
まぁそれでもこのチームにいればある程度活躍できてしかも勝てるんだから、多少の不満によって大崩れすることはありません。

ベリチックがペイトリオッツにウェルカーを連れてきたのが2007年。
ウェルカーはそれまでドルフィンズやチャージャーズに在籍していましたが、そこまで大きな活躍をしていたわけではありませんでした。
ところがこの2007年に彼は小柄な身体とスピードを活かしてうまくキャッチするスペースに入り込み、そこからのラン・アフターキャッチで大活躍。
この年はRandy MossというこれまたすごいWRがいたことでウェルカーがフリーになりやすかったこともありますが、それを差し引いても大活躍でした。
(ちなみにブレイディはこの年に歴代タッチダウンパス記録を更新)
その後もブレイディ‐ウェルカーのホットラインで大活躍を続けます。
ブレイディ‐ウェルカーのペイトリオッツでの6年間コンビで実に
672キャッチ・7459ヤード・37TD(タッチダウン)を獲得していることからもその凄さがわかります。
一時ブレイディはウェルカー依存症ではないかといわれるぐらいでしたwww

2011年シーズン、ペイトリオッツはスーパーボウルに進出。
リードで迎えた第4Q、パスが決まって1stダウンを更新すれば時間を大きく進めることができほぼ勝利できるだろうと思われた場面で、ウェルカーはそのパスを落球。(物語では「パーティーでお皿を落とした」と表現してみました)
その後対戦相手がタッチダウンを決めて、逆転での敗北。
次年度の2012年は序盤の先発を別の選手(ジュリアン・エデルマン等)にして、ベリチックはウェルカーの出場数を削ることを試みます(もっともウェルカーの落球があったからというよりはそろそろベテランのウェルカーに変わる若い選手を育てたかったからだと思うのですが)。
しかしその別の選手(ジュリアン・エデルマン)が怪我をしてしまうなど、結局はウェルカーを先発で使わざるをえなくなり、この年も大活躍してしまうというような流れでした。
さすがにこれでウェルカーを放出しないことにしたのかなぁと思いきや、契約が切れてFAになったウェルカーに対して提示した金額は到底納得できるものではなく、チームを離れることになりました。
このあたりはNFL JAPAN.comで近藤祐司さんが『ウェルカー放出は吉と出るのか凶と出るのか」というコラムを書いてらっしゃるので、見てみてください。

ウェルカーは放出された後、「ベリチックには我慢するしかなかった」と不満を漏らしています。
やはりそれだけ規律に厳しいというのがベリチックスタイルなんですね。

さて、放出されたウェルカーを拾ったのは、
Denver Broncosで副球団社長を務めるジョン・エルウェイ。
彼は実質上のGMでして、選手の獲得などに大きな権限を持っています。



ブロンコスには、ブレイディの長年のライバルQBペイトン・マニングが在籍しています。

(#18、QBマニング)

マニングも将来殿堂入り間違いなしのNFL有数のパサーでして、大きな怪我も克服して大活躍中。
昨年ブロンコスにやってきて、チームを率いて1年目でいきなり13勝をあげてAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)の第1シードを獲得したことからもそのすごさが伺えます。
彼のもとにいけば自分はまだまだ活躍できるに違いない。
そう信じたウェルカーはもっと高額な年俸を提示してきたチームをあっさりと断り、ブロンコス入りを決めました。
エルウェイの「マニングに欲しいもんは取り揃えるよ!」作戦大成功。(笑)
ウェルカーが加入したことでよりおそろしくなったブロンコスの攻撃は現在リーグ1位。
マニングもNFL新記録ペースでパスを投げております。

さて!!
そのブロンコスvsペイトリオッツの対決が日本時間25日にある、ということなのです!!(ここまで結びつけるのにえらい長くかかったなwwww)
ただでさえ殿堂入り間違いなしのQB対決で毎年話題になる好カードなのに、今年はウェルカーの初の古巣対決ということでより楽しみです。
しかもペイトリオッツのホームゲームですからね、スタジアムのファンの反応も楽しみ。

このブロンコスvsペイトリオッツは


≪CS放送≫ 日テレG+ にて 11/25(月)10:15~生放送、11/26(火)18:00~録画放送
≪BS放送≫ NHK BS1にて 11/26(火)午前1:00~【=25日深夜25時~】録画放送


がありますので、まだNFL見たことない!という方もぜひご覧ください!