「2013年7月26日 銀河元年」


この日が訪れるまでの私の状態というのは

まさに“生きながらにして地獄”といった


形容が相応しい、それは、悲惨な状態でした・・・。


これは、ある日の私の記録です。


【~魂のルーツを辿る旅~】

「何をやっても癒えぬ苦しみ。

毎日毎日繰り返される体の痛み。


もうこのまま最期を迎えるのかと

覚悟を決めることが増えてきた。


もうどれくらい続いているだろうか。


何をやっても癒えぬ苦しみ。

小さな音に飛び上るほどの体の反応。


台風が来れば全身の痺れ。


頭は真っ白。意味のない言葉が止まず

それもまた苦しみ。


毎日、毎日同じことの繰り返し。

今日も何も出来ぬまま一日が過ぎてゆく・・・」


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2013年7月12日。

銀河元年の2週間前のことです。


ベッドの上に横たわり、震える手で筆を取り

朦朧とした意識の中で書いたものですから


とても下手な文字でお恥ずかしい限りです。


強大なエネルギーが身体を包み

連日に渡る激しい身体の苦しみ。


1日の内に、自分が自分でいられ

落ち着いていられる時間は、ほんの数十分程度。


残りの時間は全て“高圧電”と呼んでいる


足の先から頭のてっぺんまで絶えず

エネルギー串刺し状態となって倒れ込んでいる


時間とただ、ひたすら対峙するばかりでした。


そして、口からは・・・

ベラベラと意味不明なおかしな言葉が止まりません・・・。


完全に頭がおかしくなってしまった人

だったと思います。


その時の状態というのは

具体的にどんな状況であったのか?


という事を文字にして起こしてみると

このような状態が続いていました。


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【~魂のルーツを辿る旅~】

◆脊髄を通る神経の束がビリビリしていて

過剰なまでに神経過敏状態にある


◆小さな物音でもビクッと!飛び上がってしまうくらい

神経がビリビリして止まない


◆体中を強大な高圧電流が流れ、エネルギーが

 串刺しのような状態にある


◆頭がクラクラになり何も考えられない状態。

  思考停止、真っ白、空白の状態になってしまう


◆呼吸が浅く胸が苦しい


◆肩から背中にかけての激しい痛み


◆口から勝手に意味不明な言葉が

 べらべら出てきてしまって止まらなくなってしまう


◆身体が勝手に動いてしまい踊りや、動きや

 歌などが止まらない


◆目を閉じていると色々なものが次々と見えてきて

  ビックリしてしまう


◆キーンといった耳鳴りのような高周波の音が度々聞こえる


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このような事が連日に渡り続いていたのです。


このような状態が来る日も来る日も

連日に渡って続いていたものですから


身体は消耗しきり、ヘトヘトになり

頭はショートして、本当に気が狂いそうでした。


(もう、このまま私はこの場所で

最期を迎えるのかもしれない・・・)


この時ばかりは、命を落とす覚悟をしました。

余りの苦しみに、とうとう


そのようなことまでもが

脳裏を掠めるようになっていたのです。


ですから、せめて、自分がこの世に生きていた

証を残しておこう!そんな思いから


「最期の記録」を付け始めるようになっていたのです。


その他にも、筆を持つと出てくる内容を

紙に書きとめ、口から出てくる


意味の分からない言葉は

その都度、ボイスレコーダーに記録していました。


【~魂のルーツを辿る旅~】


通常であればこのような状態になると


「頭や様子がおかしくなってしまった人」

として「病院送り」になるの普通かもしれません。


ところが、周囲の方たちの理解もあり

現状を受け入れて頂きながらその後の道が


展開して行ったのです・・・!


沖縄の方ではこのような状態に対しての

独特の見方がありました。


そういった解釈もこうした事態をまた少し

異なる視点で受け入れてくれたことの


一つの要因ともなりました。


【ユタとスピリチュアルケア

沖縄の民間信仰とスピリチュアルな現実をめぐって】


宮古島に「石庭」という有名なスポットが

あります。


そのお庭の持ち主で有名な


「新城定吉さん」もかつてどこからともなく

訪れるさまざまな「お知らせ」によって


とても苦しい日々を過ごした経験が

あったそうです。


その時の事が新城さんの

著書に記されていた事を思い出します。


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神事に苦しむときの思い出

私は此のまま此世から


朽ちて仕舞ふかと静かな溜息に

涙の中に一人で考える


然し何かの力が遠きに有りて

救われさうな気になる物思い


労わり合う心も何処へやら

すっかり疲れ果てた悲しさに


私の明日はもう無いのかと

林を失った小鳥のように


迷よう胸のときめきよ


神の試練に逆ふな

信ずる神に祟りなし


神に縋りて(すがりて)明日を待つ

解く心も細々と


蟹を見れば感取て

蜘蛛を見れば神クマイ


~中略~


肌毛立ちて神の恐はさ

胸のどきめき何の知らせ


解かねば苦しい神事だ

体の痛みで知り給へ


解けば直るよこの痛み

今日の神使い何にが来た


蝶か鳥類か動物が

音に馨に色、動きに


知らぬとは許すまい神人に

神様から霊か生魂か


良く感取解き定めよ


   ~新城定吉さんの著書「天地連動の光」より~


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こうした状態を沖縄の方では

「神だーり」と呼ぶことがあるようです。


「神だーり」症状は、ユタ(霊能力者)になる前や

霊能力が開花する前に起こる現象


または、やらなくてはならないことがあるのに

それに気が付かないでいると訪れる


目覚めに連動した“通過儀礼”のような現象として

起こるケースがあると言われる事があります。


その他にも


「巫女の3年修行」

「ユタの3年修行」


といったお話も、この苦しみを同様に体験してきた

先達の方に教えて頂くことになりました。


【~魂のルーツを辿る旅~】


同じような期間を経て、その末に、様々な

存在との交信が出来るようになり


神様や自然界、宇宙への

お祈りを行う人になったり


またどこからかのメッセージを

取る人になったりしたという先輩たちの


お話を伺うことになり苦しみの最中

多くの励ましや助けを頂いたのです。


「私も若い頃はそういう状態が何年も続いていたのよ!」

「そうやって随分と寝込まされて鍛えられたのよ」


「沖縄にはそういう人がいっぱいいるのよ!」
「私は何年も寝込んでばかりでお布団がお友達だったのよ」


「そうやって、徐々に色々な事が

出来るようになっていったのよ!」


様々な体験者のお話を教えていただき

激励を頂きました。


以前からも、このような身体の状態が同様に

起きていましたので、内臓~血液検査と


ひとおおり病院での検査も行いましたが

全く異常はなし。


全く不可解な現象でした。


まさか、自分がそのような体質になって行くとは・・・


かつての私には想像もしてみなかったことですから


ある時から訪れ始めたこのような事を理解し

受け留めるまでには非常に時間が掛かりました。


誰も、そんな苦しみを自ら望むはずはありません。


しかし、あらゆるすべての現象は

自身に内在している情報の投影ですから


それも私の中にそれらの現象を引き起こさせる

記憶や情報が入っていたからこそ


こうした不可解な現象が

引き起こされていたのだと思います。


周りの人の理解と助けによって

どれだけ助けられてきた事でしょう・・・。


これまでの傾向を分析してみると

このような不可解な状態が起こる時、というのは


概ね、次のような状態である傾向であることが

現時点では把握できています。


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【~魂のルーツを辿る旅~】


①何か、気が付かないとならないことが

ある時に、気が付かないでいると


どこからのお知らせによって強制的に知らされるという事。


②「その内容」に気が付かないとその苦しみは

段々と強大になり、強烈さを増していくということ。


③諸々の残存エネルギーの訴えによるもの。


飢え死にした先祖霊からの訴え

土地の未浄化霊、浮上仏霊からの訴え


過去世で関係していた御霊たちの

無念の思いが一斉に掛かってくるなど。


このような霊的な現象が関係している

という事も一つ挙げられます。


④それ以外にも、例えば、地球のどこかで

大きな地震や天災があった時や


どこかに隕石が衝突した時

台風が近づいてきた時や、どこかに眠っていた


エネルギーが動き出そうとしている時

天体の配列、宇宙からのエネルギーなど


微細なエネルギーの変化に連動して
身体に様々な状態が表れてくるということもありました。


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「敏感すぎて大変だね・・・」


そんな励ましの言葉も、ただただ

通り過ぎてゆくばかりでした。


この時、銀河元年前の

不可解な身体の苦しみは


いつ頃から起きていたのでしょうか・・・。


過去の記録を振り返ってみると

この時の状態が再び激しくなり始めたのは


確か・・・

2013年の6月頃からだったと思います。


つづく。。。