最近、買い物姫を脱却したと思ったら

眠り姫である。



金曜日眠りに就いたのがたしか夜中の2時過ぎ・・・

土曜日は午後2時まで寝ておった。

そのうえ、ご飯を食べてふたたび就寝。午後6時まで。

さらにご飯を食べて、眠り、本日日曜日午後1時にようやく起きた。


はっきり言って、日曜日もドンスコ眠れる自信があったが、

今日はいろいろ予定もあることだし、ここは一つやめておいた。


年上の友達なんかにそんな話をすると

「たくさん眠れるのは若い証拠だよー」なんて言われる。

眠るのにも体力がいるらしく、40代後半の友達なんか

いくら遅く寝ても7時前に起きてしまうそうである。うらやましすぎ。



いずれ私も・・・と思ったが、じつはうちの母親もドンスコ眠る女である。

もしかしたら、一生このままかも。




関係ないけど、私は1974年生まれの33歳である。

近頃、女性誌なんかを見ていて

「おっ、きれいな子だ」なんて思う読者モデルは30歳ぐらいのコが多い。

oggiとかdomaniとか。


「なんだ、同世代か。頼もしい。・・・いや、同世代じゃないのか」


いや、気持ち的には最近?30歳になったばかり。

もしかして女性の年齢意識って、実年齢より2、3歳遅れているんじゃないだろうか。


で、先日ラジオを聴いてたら

30歳の元カリスマ店員が「カリアング」という

オトナのクラス感あるギャル服?を専門とするブランドを設立したらしい。


「ギャル服を愛用していた私たちも30代、

ギャル服とは一線を画したオトナのイケてる服を提案したい」とのことである。



なんだか聞いていると、あっけらかんとしているのである。

「私たちの着たい服は、私たちがつくる!」みたいな。



この世代の女子たちが現在、いろんなブランドを立ち上げていて

横のつながりをもちつつ、ブイブイ(死語)言わせてるなんていう記事もときどき見る。


ビジネス誌なんかでは「76年組」という特集が組まれていたりして、

ベンチャー企業立ち上げが多い世代で元気いっぱいだそうである。


こんな話題を目にするにつけ、

「世の中なめおって・・・」というジジむさい感想が沸き起こる私。

いやそもそも「カリアング」とは、ずぅっと「カリング」としか聞こえなかった。


遠い目。


思えば、ワシたち74年生まれはベビーブーム世代。(最多は73年だったらしいが)

教室には50人近い生徒がざわめき、

受験戦争を勝ち抜いて、大学への切符を手にしたと同時に、

世間では女子高生ブーム。(卒業の年の3月までに放送されたのが桜井幸子の「高校教師」でした)

(大学ではとっくに女子大生ブームは過ぎ去っていた)


大学に入ると同時に不況の影が差し、就職活動期には超氷河期。



なんだか時代的には煮え湯ばかりを飲まされてきている(笑)世代なのである。

よって、小さくまとまる、無理をしない、地道にいくことに専念してきた世代といえるであろう。



たしかに、近頃の30歳ぐらいのコの活躍を見ていると、

なにかがちがうワ・・・と思うこのごろ。なのである。



このままでいくと、年金受給者も多い世代であるから
この世代以降、受給額を減らすー、医療費削減ーなんてことも起こりそうで恐ろしい・・・ワナワナ。



地道にマジメに生きてきた私たちである。まわりと調和して生きてきたのである。

力は蓄えられているはず(たぶん)の眠れる世代なのである。

・・・眠ったままかもしれないけれど。w