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武漢で端を発した新型コロナウイルスはアジアだけでとどまらず欧米に至るまで広がってWHOはついにパンデミック宣言を出しました。わしは1月26日ころ中野のサンドラックに山積みになってる
マスクを見ていると中国人がわらわらと集まって来てあっという間に全部売り切れてしまいました。1人1個と書いてあるのに日本語がわからないふりして大量に買っていきました。
一方その頃ウイルス関連の株が花盛りになり川田産業などが大相場になりました、わしは乗れないどころかシキボウを空売りし危うく踏みあげられそうになって慌てて手じまったのを記憶しています。
目まぐるしく変化する状況に追いつくのがやっとの市場でしたがなぜかNY市場は堅調で対岸の火事みたいに高値をずっと更新していきました。コロナをきっかけに結果NY株は大暴落してしまうのですが、わしは昨年からずっとNY株が最高値を付け上げ続けてることを忌々しく見ていました。
そもそもNY株はバブルにならないようインフレ予防としてFRBは利上げを続けていました。パウエルさんはなかなかのヤンキーの鬼平じゃないかと思うほどの金融タカ派でNY株を小さく調整させバブルを発生させないようにしていたのです、それが一昨年のクリスマス急落でひよったのとトランプ氏の利下げ圧力に屈したかのように政策転換し利下げを始めました。
これではバブルが発生してしまうではないか、株は反転上昇を続け結局NYダウは最高値を更新してしまいました。全部売れ協会を掲げて売ってたわしはトランプ親衛隊の猛烈な買いに屈した形で大きな損失を出しました。
すっかり自信を無くしてしまったわしですが、昨年もたいした調整もなく右肩上がりを続けダウ3万ドル、ナス1万ドルをつけなきゃ終わらない状況になってきました。これにはさすがに呆れてどこかで売りを入れようとは考えていました。
最初にも話したように天井を打ってバブルが崩壊するには何らかの引鉄が必要になります。それは最初は伝統的なFRBの利上げによるものでした、しかしそれはトランプさんが圧力をかけて利下げに転じることになってしまった。FRBは責任を一身に追いたくないのでトランプさんの責任でバブルを受け入れることにしたのです。一方人災ではない自然界の生贄を市場はずっと探していたわけです、見つからないからバブルを続けるしかなかった。一時期仮想通貨の暴落が引き金になるんじゃないかと思った時期もありました。仮想通貨は単独でバブル崩壊しました。
一昨年のクリスマス暴落もVIXが引き金になりましたが売り方の決死の売り崩し作戦にもかかわらずトランプ親衛隊の前に失敗に終わりました。
今年1月に入ってコロナウイルスが明るみに出てついに生贄が見つかった。ようやくNY株は暴落を始めたというのがわしの勝手な考えです。ですからコロナウイルスは膨れ上がった風船を割る針として機能したのですが、それはきっかけに過ぎず根本的にはバブル崩壊だと思っています。
わしは陰謀説が大好きですから嫌いな人は読まなくてもいいですが1月と言えばダボス会議がありました。このダボス会議についてはググってほしいと思いますが世界の政財界の大物が一堂に会して行われる表向きは地球環境とかを話し合ってるということですが、様々な陰謀も話し合われてると思っています。
地球の人口が多すぎて環境悪化や温暖化、食料が足りなくなることから人工削減についても当然議論されてるのです。多くは語りませんが1月後半に武漢からコロナウイルスが一斉に蔓延したのとだいたい時期が一致してないですかね?ちょっと前にはチュニジア・リビア・エジプトの独裁政権が倒されたアラブの春なんてのもダボス会議の真っ最中1~2月に起きました。偶然でしょうかね?
話はそれましたが今回のNY株の続落はトランプさんのコロナウイルスに対する対応がことごとく市場に受け入れられず会見ごとに暴落してるということです。本日も会見後東京市場含め大暴落です、これは市場はトランプさんのコロナ対策の認識が甘いと取った売り崩しだと思っています。
ダウは本日の先物価格を考慮すると7000ドル近く下げてしまったのですが、コロナが終息すると株価が戻るような生易しい事態ではなくなってきたということです。レバレッジを利かせたHFがあちこち吹き飛び年金なども株安自体が大きな痛手になり解約が相次ぐでしょう、コロナドミノはとどまることを知らずマーケットは完全にクラッシュしました。
世界中で蔓延を始めたコロナは世界同時株安を招き欧州もアジア新興国も大幅に値下がりしています。アラブ諸国はロシアとサウジのOPEC決裂による原油の暴落で株価も尋常じゃない下げになってしまいました。
さて今後はコロナによる実体経済の悪化とサプライチェンの崩壊により弱い通貨の新興国ほど大きくダメージを受けてしまうということが発生します。そこへHFが通貨を売り崩しに来ます。一旦崩れたマーケットは弱い者いじめをして稼ぐ絶好のチャンスだからです。
韓国・トルコ・南アフリカ・ベトナム・マレーシア・欧州では観光立国であるイタリアやフランス・ギリシャが大不況に見舞われ通貨危機が各所で顕在化することになるでしょう。
日本はこのような世界デフレの煽りを受けてリスクオフ唯一の受け皿である円買いが殺到し急激な円高が進行しとりあえず95円台あたりまで円高が進んでしまうと思います、当然株安を誘発しますのでまだ日本株の底は深いと見ています。
NYが下げ止まらずコロナの広がりによって月曜日ごとに大きく下げる展開を予想して直近2万ドル割れまで下げ止まらないんじゃないかと勝手に考えています。下げ止まってもベアマーケット入りした水準からことごとく戻り売りを食らう展開を予想しています。わしはNYダウの底は対数チャートから見て14000ドルあたりを予想しています。下げのスピードが速すぎてFRBを後手後手に回し流動性の危機が一時的に起きるかもしれません。
最悪のシナリオは金融危機ですがQEの過去の成功例から起こさないんじゃないかと見ています。QEは過去最大規模で行われドルの価値は大きく毀損し金を4000ドル程度まで押し上げるのではないかとみています。1グラム12000円クラを最終的には目指してくると思いますのでわしは戦略として金を買い下がっていく予定にしております。銀もそのうち反応しグラム100円をつける日も来るのではないかと強く願望しております(にっこり