トルコ便り⑦~驚嘆の風景!カッパドキアへ | romyu通信

トルコ便り⑦~驚嘆の風景!カッパドキアへ

今回のトルコ旅行のハイライトは、

カッパドキアに足を延ばしてその驚異の自然力にどっぷりと浸かること。

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イスタンブールからの小旅行として、色々なツアー会社がツアーを組んでいます。

現地一泊や二泊、観光ガイド&ドライバーを何日つけるか等、色々なパターンがあり、日系のサイトもいくつかありましたが、今回は内容がぎゅぎゅっと詰まっていて洞窟ホテルに泊まることができる、Euphrates Toursの二泊三日のプランに決定。何しろエリアが広大で、見どころ満載なのでよりハイセンスなプランニングをしてくれる会社を選ぶ必要があります。


王冠1Euphrates Tours

www.euphratestours.com


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スケジュールとしては、

イスタンブールを夕方出発して、国内線に乗ってカッパドキアの玄関口Neveshirへ。空港から洞窟ホテルに直行してその日は終了(空港からの送迎込み)。翌朝、カッパドキア名物の気球ツアーに参加してから、ミニバンにて終日ガイド付きの観光(ランチ付き)して、洞窟ホテルに宿泊。三日目は朝から再びガイド付きの観光(ランチ付き)をして、夜の便でイスタンブールに戻るというもの。


観光ツアーに関しては、ガイドの言語を選ぶこともできて、日系ではないのですが、日本語を選ぶこともできました。またプライベートツアーにすることももちろん可能。グループツアーといっても最高8人ということだったので、今回は英語ガイドのグループツアーに申し込みました。しかし、フタを開けてみると、同じツアーに参加しているのは、ろみゆの二人だけで、たまたま日本語をペラペラに話すトルコ人ガイドが空いていたということで、追加料金一切なしでプライベートツアー&日本語ガイド付きという超ラッキーな結果となりました。日ごろの行い、良過ぎかな(笑)。


現地では、(どこの観光地もそうですが)日系の団体ツアーがたくさんいて、同じく日本語ぺらぺらのトルコ人ガイドさんが添乗していました。日本語の上手なガイドさんの多いことといったら、そりゃあ驚きです。団体ツアーは値段を抑えることができるメリットはありますが、やはり自由が利かない&食事のランクが下がる&観光できる場所がワンパターンになってしまうのが残念なところですね。今回は完全なるプライベートツアーに結果的になったので、食事の場所もガイドさんお勧めのお店に変更してくれたり、こちらの要望を取り入れて日程を色々変更して、アレンジしてくれたりしました。



イスタンブールを夕方17時過ぎのフライトでNeshir空港に向かうはずでしたが、フライトが二時間半も遅れたため、洞窟ホテルに到着したのは22時過ぎ。。どうやらトルコの国内線は一時間、二時間の遅れは当たり前のようで、帰りも同じように2時間近く遅れました。同日のトランジットはできるだけ避けておいた方がいいかもしれません。


なにはともあれ、カッパドキアに到着。


カッパドキアは、標高1000mを超えるアナトリア高原中央部に100k㎡に渡って広がる岩石地帯。今から数億年前に大噴火を繰り返したというエイジエス山の火山灰と溶岩が数百メートルの層になって積み重なり、それらが風雨に打たれて浸食がすすんで造りあげられてきたのが、現在のカッパドキアの大地です。


長い年月をかけて進んだ浸食により、今ではかたい部分だけが残り、「妖精の煙突(=ペリパジャ)」と呼ばれる不思議な形をした奇岩が林立する景観は、まさに自然の驚異です。カッパドキアには、1800年ほど前にローマ帝国の弾圧を逃れたキリスト教修道士たちが移り住んだとされていて、彼らが柔らかい岩をくりぬいて造ったとされる住居や教会が数多く残されているのです。


気温は25度くらいありますが、標高が高いのでまだ雪がちらほら。今年の冬は近年まれにみる大雪に見舞われたとか。つい10ほど前も雪が降ったらしいです。。


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カッパドキアの魅力は、やはり圧巻の大パノラマ。まさに感動のしっぱなしでした。

まるで月面を歩いているような白い凝灰岩が連なる奇岩帯であるデヴラン渓谷Devrent Valley。2000万年前は海の底だったというから驚きです。ここを30分ほど散策。


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そして崖の上から眺めるギョレメ・パノラGoreme Panorama。人間の小ささを改めて実感する瞬間です。


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風雨による浸食はまさに今現在も進行していて、Devrent Valley散策中にも岩の壁を指でこすると、柔らかい壁がパラパラと削られていきます。この火山灰を含んだ土はエステのパックにとってもいいらしく、フランスの会社がかなり欲しがっているとか。でも世界遺産に指定されていますから採取はできませんけどね。


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