最近の宴事情〜河豚と白子の祭りだ！祭りだ！〜

～河豚と白子の祭りだ！祭りだ！～と、タイトルにつけながらカラマリ。

キリッと冷えた白に絶対合わせたいカラマリ。
ぎゅーーーーっとレモンを搾って、軽い食感と少し粘る食感を楽しむ。
そうやってイタリアンが幕を開けると、それは明らかに和食材でしょと突っ込まれてもイタリアンのレシピにしてしまう。

たっぷりの葉野菜のサラダをする。

サニーレタス、小ネギ、ニラ、塩揉みした茄子と胡瓜、ピーマン、スチームしたしめじ。
わさびを効かせたにんにくと醤油のドレッシングで。

これが呼び水になって、白子ポン酢ならず白子バルサミコ酢に仕掛けてみる。

凄いぞ、これ。
それぞれの持つ甘味という甘味が口の中で大爆発する。
丁寧に、会話を滑らかにする作用ももたらすみたいで、するすると宴が始まる。

そして海老のデュラムセモリナ粉揚げに習って、河豚を揚げてみる。

姿のままの時は骨付きでもいとわないのに、こうゆう時になるときっと骨を外すだろうと勝手に決め込み、
いつもならぶつ切りのまま揚げるのを身だけにして揚げる。
塩、しかも岩塩の乾いた塩味を効かせて、レモンをギューーーーーーーっ。

そして、イタリアンだものパスタをがっつり用意する。
烏賊でもなく蛸でもなく、河豚を具にして。

うーむ。
この香味野菜の香りを活かしたペペロンチーノ仕立てだと、河豚がパスタに馴染めていない。
河豚が淡白すぎて、河豚に仕事をしないとパスタに合わせるのは難しいことを知る。
オリーブオイルとハーブで一度マリネをした河豚に変身してもらってからはどうだろう？
・・・無理矢理パスタにするなというご意見もござーましょうけれどもー。

最近の宴事情。