最高の美味しさにしてくれるのは脂(油)。

そこになにがあるのかと問われたら、その答えは香り。
脂(油)が持つひとつひとつの脂(油)の玉の中に香りがギュッと閉じ込めてられて、
その玉がひとつひとつ弾けて、口の中で小さな爆発をして旨味とからまる。
美味しいと思う瞬間は、こんなことが舌の上で起こっている。

好きな人と好きなモノを好きな時に好きなだけ食べる-ハニーペッパーチキン

ジュジューーーーッと、もう飛べなくなった鶏がフライパンの中で羽ばたいている。
ちゃんと飛べるようになって、私の口の中に飛んでおいでと思う。
蜂蜜と黒胡椒で小悪魔に仕上げたから。
ヌラッと艶やかな脂で、するりと身をかわして欲しい。

♪じれったい 心をとかして♪
♪じれったい 身体をとかして♪
♪もっと もっと 知りたい♪

ジュジューーーーーッという音を伴奏に唱っていたら、スピーカーから本当に流れてきた。
じれったい夜はハニーペッパーチキン。

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