その人を知って、その人たちを知って、時を流した。
メイクもなくて、ヒールも無くて、アクセサリーもなかったけど。
あるのは日焼け止めとタオルと、ビールだった。

流した時は、機が十分に熟していたらしい。
待ち合わせ場所に立つその人たちは、もう十分大人の装いで、天然石のアクセサリーと皮の靴だった。

キンキンに冷えたシャンパーニュを飲み、
好きな人と好きなモノを好きな時に好きなだけ食べる-牡蠣

牡蠣をつまむ。
牡蠣にはそれぞれ一物ある私たちは、ここ1年くらいの牡蠣事情を報告し合う。
この時ばかりは、通風のことも棚上げ。
好きな人と好きなモノを好きな時に好きなだけ食べる-ムール貝

ムール貝を奪い合う。
貝の殻で、身をすくって食べるんだぜ~と誰かが言えば、全員でそれを真似をし、
エキスたっぷりの汁にパンを浸す。
そしてまた、シャンパーニュを飲む。

そして、見事に全員酔っぱらい。
ありがとう、楽しかったと飛び交うメールに全員『酔っぱらいました。』と打ってある。
帰巣本能だけで帰りましたと。
いろんな、酔っぱらい証拠写真あるけど、いる?

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