家族のバランス
夫婦でぶつかることが多かった我が家。
まだ子どもが居ない頃はあまり無理をせずに居られたし、
適当にストレスも発散しながらやっていた。
でも、子どもが生まれた頃の我が家はめちゃくちゃ。
ぶる~は、乳児の頃から父母の争いを見て、怖い思いをしてきたと思う。
そして、二年と開かずにぴんくが生まれ、ますます大変に。
夫婦喧嘩もますます激しく。。。
そんな中で、自然と家族のバランスを取ろうとしているぶる~に気がついた。
喧嘩が始まると、上手く離れたり、ぴんくの相手をしてくれながら気を逸らせたり。
時には爆発する前にガス抜きをしてくれたり。。。
こんなこと、決して良いことではないのはわかっている。
だけど、その小さな体で踏ん張ってるぶる~に、どれほど助けられてきたのか。。。
二人が幼い頃から、ずっと相談をさせていただいている臨床心理の先生が居る。
その先生に、こんな我が家の状態を聞いてもらってきた。
そこで言われたのは、
「子どもはどんな環境でも学んでいきます。お母さんのところの環境が良かったとは言えませんが、そんな中でもぶる~くんは自然と人間関係を体得してきたのかもしれません。“これ以上はヤバイ”とか、“大変そうだけど、落ち着いたらまた元に戻る”、そんなことを経験を通してわかってきて、そして家族のバランスを取る役目を負うことができるまでになったんでしょう。」
と。 また、
「夫婦喧嘩も良くないし、虐待もあってはならないことですが、そんなことよりも無視が一番子どもには辛いんです。何も学ぶこともありません。」
とおっしゃっていた。
それを、全てに当てはめてしまうのは危険だし、期待することでは決してない。
子どもは子どもらしく、安心して、守られて子ども時代を過ごすのが一番だと思ってる。
いろんな問題があった我が家だけど。。。
そんな子どもたちのおかげで、少しずつ上向きになってきている。
私たち大人の気持ちの持ち方が変わりつつある。
努力し続けるのは難しいんだけど。。。
ここまで踏ん張り、頑張ってくれた子どもたちのために、私も応えていきたい。