50万ボルトの送電線計画!(上関原発最新情報より) | 脱原発と僕のエコロジー生活!

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この国の政府は福島で殺している・・・小さな命から順番に・・・
子供たち若者たちに避難場所を!

腐敗しきった政府、企業に天罰を!

高圧線の下は白血病が多いのは皆さんご存知ですよね!

放射能と同じく被曝と言う言葉を使われる恐ろしい施設だったりします。

情報が浸透しているせいか、高圧線付近は地価が下落します!

これを海面下!情報が漏れない様に進める電力会社!

以前も田布施町の小学校付近に高圧線が設置されて今も子供達の健康被害が心配されています。

今度は何処を通すつもりか??見極めて潰さなければいけませんね!





上関原発の50万V送電線計画、水面下で進む
 上関原発計画を進める中国電力は、同原発で発電した電気を送る50万ボルト送電線の設置ルートについて、今年4月頃から調査を始めたようです。この送電線は、上関町長島から平生町(ひらおちょう)、田布施町(たぶせちょう)、光市、岩国市を経て、周南市鹿野(かの)にある既存の50万ボルト高圧線につなぐ計画で、全長32~36km、鉄塔は約80本必要になるようです(下図の赤点線部分)。

送電線計画図
山口県周辺の主な送電線路と発電所

 このうち、上関町から田布施町に至るルートでは、原発計画地のある長島から島づたいに、平生町の佐合島(さごうじま)、田布施町の馬島(うましま)を経て、田布施町別府(べふ)に送電線を通す海・島ルート(下写真)も検討されているらしく、既に中国電力による地権者への接触が行われているようです。瀬戸内海ののどかな風景が広がる馬島や佐合島は、海水浴場やキャンプ場がある観光地となっており、ここに巨大な送電線が通るとなると周辺住民から大きな反発が出るのは必至で、中電や地元自治体の対応が問われています。

佐合馬島
送電線設置が検討されている長島(左端)、佐合島(中央)、馬島(右端)。中央奥は祝島、右奥は牛島、手前は本州。

 中国電力は、平生町、田布施町に対して送電線の調査を行うことを事前に伝えたそうですが、詳細は公表しておらず、住民に対しても一切説明は行っていないようです。また、両町も「詳しい調査内容は聞いていない」などとして、送電線調査が行われることを公表していなかったため、地元住民が知らない水面下で調査が進められてきたようです。これに対して、この情報を入手した元県議の小中進氏が6月に地域住民に街頭で呼びかけるなどして明るみに出て、7月3日には朝日新聞がこの送電線計画を報じたようです。朝日新聞の記事によると、海・島ルート案は瀬戸内海国立公園があることや、経費がかさむために見送られたとされていますが、直後の報道で中国電力は、海・島ルートにするか山間地ルートにするかは未定と報じられるなど、見解をはっきりさせていないようです。

 50万ボルト送電線(下写真)は、世界でも最高圧クラスの高圧線で、高さ80m前後の鉄塔が必要になるようです。電圧を高めることで送電ロスを減らすことができますが、一方で、景観破壊、自然破壊、心理的圧迫、電磁波による健康への悪影響、地価の下落などの問題が生じ、周辺住民による反対運動が起きる事例も多いようです。こうした水面下での動きに対して小中氏は、「景観面でも健康被害の面でも日常生活に圧迫を与える事態になりかねないのに、中国電力はルートも公表していない。まず自ら地元に説明するべきだ」などと批判しているそうです。

 電力の大消費地に発電所を建設した場合、こうした長大な高圧線の必要性はなくなりますが、事故のリスクや放射能汚染を伴う原子力発電所は都市部に建設できないため、送電面の欠点が必ずつきまといます。なお、上関原発が稼働した場合、発電された電力は東山口幹線を経て広島・岡山・関西方面に供給されると考えられています。