あっという間に明日からGWですね
４月は新年度スタート
本当に忙しい月になりました
新社会人の方々は、昨日２５日が初任給だったという方多かったのではないでしょうか？
（中には５月が初任給という会社もありますが）
そんな中、新社会人が１日で退職する人もいるというニュースが
最近は、自分で
「辞めます」
と申し出るのではなく
退職代行サービス業者を利用した上で、代わりに退職する旨を伝えてもらい、滞りなく退職手続完了というから驚きです
また、その代行の会社名も『モームリ』とか
ネーミングも代行依頼する方の心情そのまんまですね
ひっきりなしにLINEで依頼が入ってくるようで、オフィスは音が鳴りっぱなし
昨年４月は、１４６人の利用だったのが、今年は１１３６人（うち、新卒者１７９人）の依頼というから、その増加率にも驚かされます
私が社会人になった時は、時代も異なり
２４時間働けますか
残業はつかない
「会社のためにとにかく働く」が当たり前の時代でした
朝から晩まで場合によっては休日もがむしゃらに働き、夫はいつも仕事でワンオペが当たり前
それに比べて今は、自分の時間・家族との時間をしっかりと確保して、ワークライフバランスを取りながら生活していきたいと考える若者が多いですね
終身雇用制度は終了し、転職が当たり前になってきていますし、就職する際に「転職すること」を前提で就職する人が多いのも特徴です
では退職理由はどういうものなのでしょう
１位 業務内容が思っていたのと違った
２位 精神的・身体的にもたない
３位 職場の雰囲気が合わない
４位 契約内容と勤務内容が違った
などとなっています
では、指導者・上司サイドはどう思っているのでしょうか
若い人の価値観・勤労観が理解できない（分からない）
という回答が多数でした
企業再度としては、せっかく採用したのに、わずか１日でやめてしまわれるのは本当に困ってしまいます
人手不足が輪をかけて人手不足になっていってしまう・・・・
雇用のミスマッチ防止のため、会社説明会の時に、「良い点」も「悪い点」も明確に伝えていったという企業も出てきています
その結果、「離職率減少」に繋がっているようです
今年は初任給を上げる企業が多いです
ドリーム・アーツは３６万円へアップしました
初任給が３６万円です
すごいですね
また、面接官を選べるという企業も出てきています
面接官２０人から５人を選び、面接修了後は、どうだったかを就活生が企業へ伝えることができる
色々な工夫を凝らして、何とか長く働いてもらうという企業側の努力が垣間見れます
あと数日で５月
５月は「５月病」
といわれる症状が出やすい時期でもあります
４月のみならず、５月も「退職代行サービス」業者へ退職手続きを依頼するケースが増えることが無い様に祈るばかりです
キャリア相談をお受けしていると、今後の中長期のキャリアビジョンについてお話を伺う機会がありますが、相談者ひとりひとりが自分らしく、なるべくストレスなくここちよく仕事ができるようになるといいなぁと常に思いながら面談しています
ひとりでもし悩んでいる方がいらしたら、どうぞ、お気軽にご相談下さいね
一緒に自身の強みを活かして一歩一歩前に進めるようにしていきましょう♪
ウォーキング途中に藤の花
とても綺麗でした
今日も最後までお読み頂きありがとうございました。
ご相談はお気軽にどうぞ → 小栗裕子FP事務所