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浜辺シゲキのBLOG。
ソロ,ROCKIN'ICHIRO&BOOGIE WOOGIE SWING BOYS,楠部真也(Dr/Radio Caroline)とのThe Valens、The nenche(ex 年末チェッカーズ)としても活動中。

もうすぐ彼が次の世界へ旅立って一年になる。


この一年の間に色んな人達がICHIROさんの事を想ってくれた。話してくれた。
激しいくらいに出てくる笑い話。そしてその話の途切れ途切れに間を置いて少しだけでる呼気に寂しさを感じながら。

あれほど呑気で飲ん兵衛で…まぁ1980年代に青春を過ごしたヤンチャな男だから昭和の男が憧れる物を当然の様に目指していた人で、でもどこか成りきれず、ズッコケで、それが笑っちゃう数々の伝説を生む事になるんだけれど、知れば知る程、彼の本当は繊細で気弱で、でも強がりで美学の塊で、ジレンマとの連日闘争家で、不器用な人柄に触れては愛される理由を理解してゆく事にもなっていったのだと。

もともとROCKIN'ICHIROと過ごして来た数十年は夢だったのではないか?とふと思う事がある。最初に出逢ったCATFISHの夜から大阪市内から少し離れた病室での昼下がりまでの出来事すべて。




まるで物語だ。

ドラえもんとのび太

僕らはそんなバランスだったかなぁ

え、ボクがのび太で ROCKIN'ICHIROがドラえもんだよ

モミアゲのドラえもんだ(笑)

ボクのワガママや理想の形を出来る限り叶えてくれた
四次元ポケットはなかったけれど、彼が何十年もかけて作ってきた人脈という宝物をボクにも与えてくれた
タイムマシンはなかったけれど、時にためになる昔話や彼が聞いて来たプレミアムな話等でボクは大阪の街が大好きになって仕事も勉強も頑張れたと今思う。



そんなドラえもんがいなくなった今

あのストーリーだと今度はのび太が強く生きていかなくてはいけない番になるんだけれど、さて、出来るだろうか?

ジャイアンにも立ち向かっていかなければいけないし、何でも自分で出来る様になって行かなければいけない。

でもこれは世界中の人が感じる日々の不安と一緒。ラッキーな事にそんなボクにはドラえもんがいてくれたという事実がある。あ、モミアゲのね(笑)

彼が最後に見せてくれた生き様

あれをみたボクにはきっとずっと背中を押してくれる理由を最後に頂いたような気がする

生きゆく限りの rooters' song "応援歌”

Thank you for R&R music
No,1 Speed Blues!!
Honey musterd &Onion
Dream Around the Clock
Boogi woogie man
グローインアップ
その他の楽曲達を

今後、彼以外の誰かが口ずさむ事があれば

数分間の息吹が吹き返すと思う

その瞬間は間もなく訪れようとしてます

彼の命日2月14日に

彼の愛した東京のライブハウス Club Queで

彼と最後に過ごしたバンドのharissも一夜だけイチロ—さんの為に集い

彼を昔から知るDJのRYOZOさんと共に

彼を偲び

そして彼に僕らはみんな元気にしているよと

報告する日になればいいなと

のび太のボクは思っています

おーいドラえもん(モミアゲのね)

あ、ネズミ!

”Waoooooooooo〜!!”

なんてね

上からかどこからかわかんないけど

遊びにきてよね

みんな待ってます