今日は境界例による対人操作、洗脳について説明します。

この洗脳作業をするか、しないかが「高機能型」か「低機能型」かの違いだと思います。

以下で説明した洗脳作業は、仕組みを理解したところで、一般人には到底真似出来ません。幼い頃からの巧妙で何重にも連なった嘘をつく習慣、良心の完全放棄、100%の自己中心主義、極度なナルシストなど、境界例の症状が揃わないと、遂行が不可能だからです。

悪徳詐欺師集団のボスや、カルト宗教の教祖、独裁者と呼ばれる政治家などは、躊躇せずにこの手法を取ります。なぜならそういった人達は高機能型の境界例で、洗脳は高機能型独特の「症状」だからです。

"カリスマ"という言葉がありますね。そう呼ばれる人の中には、高機能型ボーダーの方が多いです。理由は、周りを洗脳して、熱狂させて、盲信させるからです。


この洗脳作業は、境界例子だけではなく、高機能型ボーダーの患者のほとんどが実践しているのです。





境界例子の口癖は

●「どう見られるか?ではなく、どう見せるか。」

● 「読み手側に考える隙間を与える。」

● 「言い切る時は相手に確信させる時だけで、それ以外の時は言い切らない。(責任がかからないように)逃げ道を必ず作っておく。」


です。最初は何を指してそう言っているのか分かりませんでしたが、彼女の文章や行動を解析していくうちに、それがかなり戦略的なものである事を発見しました。


上記三点と"お返しの法則"のコンビネーションで、徐々に洗脳していくわけです。読み手側は自分の理想像を膨らませ、それを境界例子に投影し、境界例子はどんどん"素晴らしい女"に神格化されていくのです。



好感を持った人(境界例子)のブログを読みたい。でも文章が分かりづらい。"出来る事ならちゃんと理解したい"と思う読者の気持ちは、当たり前の感覚です。そして理解できるまで、何度も読む。その度に少しずつ洗脳が浸透していくのです。それが連なり、読者が数百人に。。。かなりの人が騙されています。



ちなみに、「相手の理想を膨らませ、自分に投影させる」というものは、ドイツの支配者アドルフ・ヒトラーが実際に用いた洗脳手法です。ヒトラーもまた、高機能型境界性人格障害者だったというのは有名な話です。



境界例子はブログの中で「自分は純粋だから騙されやすい」などと書いていますが、これは読者に「境界例子は他人を疑わない真っ直ぐな人間で、いつも被害者」という事を心に強く残そうとした「印象操作」です。

第三者が閲覧するブログに、マトモな人間なら恥ずかしくてこんな書き方はできません。僕なら「自分はちょっとヌケてるので、ペテンにすぐ引っ掛かってしまう。もっとしっかりしないとダメですね。」と書くでしょう。


でも、読者である境界例子信者はすでに洗脳されていますから、その普通なら厚かましく思えるような"自分を美化する表現"を歓迎し、その言葉を盲信して疑わないのです。



大体、境界例の症状が「策略的に他人を騙す」なのですから、「自分は純粋だから騙されやすい」自体が大嘘ですよ。。。





ドイツ国民は、ヒトラーを希望の光だと思っていました。ヒトラーこそ、ドイツ国民を守ってくれる立派な主導者だと信じきっていました。国民は演説等により洗脳されていたのです。ドイツ国民の事をこんなに思ってくれているヒトラーの言う通りにしていれば、絶対に間違いない。思考を停止して盲信したその結果が、大量虐殺と敗戦でした。ドイツ国民が過ち(洗脳)に気づいたのは全てが終わったその後だったのです。


敗戦間近、ヒトラーはこう側近にこう言ったそうです。


「国民が選挙で(民主的にヒトラーを)選んだんだ。最後までつき合って貰うさ。」


これは、"自分が悪いのではなく、勝手に勘違いして、自分を選挙で選んだ国民が悪いのだから、国民も自分と一緒に死ねばいい"と言っているように思えます。境界例独特の思考回路による責任転嫁です。


IQが異常に高い、高機能型境界性人格障害であるヒトラーは、自己愛とサディズムを爆発させながら沢山の人を洗脳し、巻き込み、彼の頭の中にあった世界を実現化したのです。


「自分は特別な存在で、周りの人間は自分の思う通りに動け!」


彼は洗脳手法を用いて、妄想の中の"ヒトラー演劇"を実社会に繰り広げた 、「世界一の詐欺師」とも言えるのです。

被害の規模は全く違いますが、境界例子を含めた、境界例の対人操作の本質は、ヒトラーのそれと一緒です。自分の身勝手な妄想に周りを巻き込み、巧みに洗脳(または心理誘導)し、「境界例演劇」を現実化して展開しています。





境界性人格障害者を分析した、名医スコットペック氏の書いた本のタイトルは何でしたか? そうです、「平気でうそをつく人たち」です。

自分の悪事の全てを他人のせいに出来る彼等に、良心の呵責など微塵も存在しないのです。だから、躊躇なく、戦略的に他人を騙せるのです。

その目的は、肥大化した自己愛を満足させる為です。自分は特別な存在で、誰よりも能力があって、誰からも尊敬されて、世界で一番美しくてetc...本当の自分とは真逆の自分を実現化する為のものなのです。


高機能型ボーダーの特徴と、以下の境界例子の口癖を統合してみて下さい。

●「どう見られるか?ではなく、どう見せるか。」

● 「読み手側に考える隙間を与える。」

● 「言い切る時は相手に確信させる時だけで、それ以外の時は言い切らない。(責任がかからないように)逃げ道を必ず作っておく。」



どうですか?高いIQで、洗脳を駆使した、"詐欺師像"が浮かびあがって来ませんか?


人を疑う事は悪い事だと思いますが、その「悪い事だと思う気持ち」さえ、高機能型ボーダーは逆手にとって騙してくるのです。彼等は洗脳に関しては天才的な才能を持っています。


相手が高機能型で高いIQだった場合、ここまで考えないと罠にはまります。この洗脳手法を解明していく時期には、脳がとても疲労したのを覚えています。




追伸:ある被害者の方(Aさんとします)のブログを拝見しましたら、Aさんが被害を受けたボーダーの方も、似たような考え方や手法で「嘘で塗り固めた神」に成りたがっているようです。

Aさんに被害を与えている方も高機能型です。ブログを読むと、「境界例子と同一人物か?」と思うくらい、同じ言動や行動が目に入ってきます。人物は違うのに、ほぼ同一の思考・行動をとる理由は、一体何なのでしょうか?一致しすぎていて、本当に不気味です。






●今日は、「境界例による対人操作」についての関連記事を読んでみましょう。対人操作というと、なんだか軽く聞こえますが、実際は心理操作と洗脳を組み合わせた、悪質なものです。


偶然にも、スコットペック氏の「平気でうそをつく人たち」にも触れられていて、このページを見つけた時には本当にビックリしました。ちなみに僕はAmazonで"人格障害"でワード検索をして、この本を購入しました。


このページの内容は、僕が感じたものとほぼ一緒です。ぜひ目を通して、"境界例による対人操作"の現実を理解して、ご自身の知識にして下さい。



★リンク先「人間関係の操作」


人間関係の操作