4月6日にサーフ ブンガク カマクラ一人旅をしてきました。
ASIAN KUNG-FU GENERATION、本当に素晴らしいバンドだと思います。
もっと皆聴けばいいのになあ・・・。なんて思う反面、押し付ける事は音楽ではないと思うのです。
音楽に身を置く者として。
とりあえず二俣川から大和経由で藤沢まで。
いつぞや鵠沼海岸まで行く為に、間違えてここを利用した事を思い出す。
一日切符を購入。意外と安い。嬉しい。
江ノ電。
モスグリーンがカッコ良い。レトロな雰囲気に既に心踊る。
まずビックリしたのは、普通に家と家の間を通る。
塀の向こうからはみ出した木々に心配になる。
路面電車みたいに普通の住宅地を通る。
近いのに本当に旅行しているような、そんな気分になりました。
勿論、サーフブンガクカマクラ一人旅なので、BGMはASIAN KUNG-FU GENERATIONの2008年発売の5thアルバム、《サーフ ブンガク カマクラ》。
先ずはその通りに鎌倉まで。
途中、鎌倉高校前とか、アルバムの曲名にはない駅もあり、アルバムをストレートに聴いて行くことが出来ない。でもウキウキする。
車窓から見える海(由比ガ浜とか)にも心躍る。
サザン好きにもこれは堪らない。
鎌倉に着いたは良いけど、ノープランだったので、とりあえずメジャーな大仏を見に行く。
これはわかりやすい。
Daibutsu。
中も見ることが出来る。嬉しい。
大仏を見たギャルが、「でっか!!」と言っていたのが印象的。
帰りはわかりやすい標識が無く、とりあえず歩く。
もちろん迷う。
海があったので歩く。おそらくは由比ガ浜。
女子高生がキャピキャピ言ってるのを遠めに眺める。
写真は盗撮になってしまうので無し。
そして江ノ電で江ノ島へ。
天気が良かったので、富士山が見えた。
この辺りから携帯の電池も僅かになって写真は撮ってないけれど、どんどん暗くなっていく。
とりあえずすぐに江ノ島ビールを買い、飲みながら岩屋まで。
そして生しらす丼を食う。
この時ビール二本目。
江ノ島ビールは二種類あって、味が違うのが良い。
青いビンの方がさっぱりしてて呑みやすい。
茶色い方は酵母の香りが強く、これもまたフルーティで美味しい。
真っ暗になっていく岩屋で海を眺める。
波が高く、僕が知っている岩屋よりも、海水に浸っていて驚いた。
海のように穏やかにとよく聞く台詞があるけれど、この台詞ほど人間のご都合主義名台詞はない。
海は時に穏やかだけれど、今回の震災のように津波になって色々なものを奪う狂気にもなるし、時には荒れて怒る。
海から生まれた生物。
そして、70%という地球の海の面積と同率の水分量で構成されている人間。
僕らは間違いなく地球という場所で生活している。
安易ではあるけれど、海のように感情を表現して
地球のように鼓動する音楽を創りたいと思った。
もちろん帰りもサーフブンガクカマクラ。
だけれど、海岸通りをボリュームを絞って、波音と共に聴くのも良かった。
また行きたいと思う。
今度はちゃんと下調べをして(笑)
あれがない これがない
どんな希望も叶えたい欲張り
そんな僕らの足りないものだけそっと包むように
夕凪の最後には優しく揺らぐ風
海岸通りに春が舞う
ASIAN KUNG-FU GENERATION/海岸通り
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