プルトニウムより毒性の強いα核種が八王子市から大量検出 |  みらいの種 

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みらいの種を毎日蒔いています

東京の中では比較的汚染が低いと言われている八王子市の土壌から

プルトニウムより最低でも1.3倍毒性が強いアメリシウム241が

1kgあたり74ベクレルも検出されました。


・アメリシウム241の半減期は458年(つまりその物質が半分の値になるまでにかかる時間が458年ということです)。従って一度生成されると汚染性の高い物質が数千年間残ることとなる。
 
・アルファ粒子を放出するアメリシウムは、プルトニウム239よりも毒性が少なくとも
 1.3倍も強い。
 安全な身体許容量は0.04マイクロ(1000分の1)キュリー(ベクレルでは、148万ベクレル)以下。

このアメリシウムはプルサーマル(福島3号機)によって発生しやすくなるそうです。




現在行政の行う線量計測はγ線のみ(ヨウ素131とセシウム134)で

肝心のα線、β線は全く計測していません。

(セシウム137はβ線核種ですが、これすら計測していないことになります)

土壌調査や食品の検査ではヨウ素とセシウムしか調べていません。


猛毒で人体に大きな影響のある核種は全く無視して

まるでヨウ素とセシウムしかないような対応です。


α線はほとんどのガイガーカウンターでは計測が出来ません。

いくら行政の発表する数字が低いからといって安心は全くできないと言えるでしょう。





ENENEWS  より


Americium-241 found in soil west of Tokyo at 74 becquerels/kg — “Much more dangerous” than Plutonium-241


September 14, 2011:

  • Sample Location: Hachioji, Tokyo, Japan (250 km from meltdowns)
  • Sample Date: July 29, 2011
  • Test Date: August 31, 2011
  • Soil Sample Size (unit): 50 grams

Americium-241 @ 3.7 becquerels per unit (unit = 50 grams) This measurement must be multiplied by 20 in order to be quantified in kilograms, making the Am-241 content in this soil sample 74 Bq/kg.



調査の模様は下のリンクからご覧下さい。


Tokyo-Hotspotsoil analysis




アメリシウムについてはこちら

僕はここにいる  より


(重要)福島第一原発3号機爆発による影響


福島原発第3号機が、本日3月14日11時1分頃に爆発しました。
数日前に爆発した1号機とは違って、3号機には格段に毒性の強い
『プルサーマル』という手法を使って発電がされています。


以下文章参照リンク先→
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AB%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%AB

『プルサーマル発電での営業運転中の原子炉』
・九州電力 玄海原子力発電所3号機 2009年(平成21年)11月5日より試運転開始。
同年12月2日より、営業運転を開始。
・四国電力 伊方原子力発電所3号機 2010年(平成22年)3月2日より試運転開始。同年3月30日より、営業運転を開始。
東京電力 福島第一原子力発電所3号機 2010年(平成22年)9月18日より試運転開始。同年10月26日より、営業運転を開始。
・関西電力 高浜原子力発電所3号機 2010年(平成22年)12月25日より試運転開始。2011年(平成23年)1月21日より、営業運転を開始[10]。

『現在までに事前合意が成立しているプルサーマル発電計画』
・中部電力 浜岡原子力発電所4号機 2012年(平成24年)3月以降に導入予定。
・関西電力 高浜原子力発電所4号機 2011年(平成23年)夏から導入予定。
・中国電力 島根原子力発電所2号機
・北海道電力 泊原子力発電所3号機
・東北電力 女川原子力発電所3号機 2015年(平成27年)度までに導入予定。



1号機との爆発を比較しても分かるとおり、
3号機の方が数倍の爆発でした。


テレビでは、水と金属が反応して、水素ができることによる、水素爆発と言っていますが、
単なる水素爆発だけでは、放射性物質は検出されませんし、
実際に、放射性物質が出る燃料を使って発電しているのですから、そんなわけはないのです。


話は戻り、プルサーマルとは。。。
詳しくは、以下の参照リンク先で見て下さい。

参照リンク先→
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AB%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%AB

ここのプルサーマルについての文章で注目すべきは、

1.高速増殖炉と比べて燃焼中に核燃料の高次化が進みやすく、特にアメリシウム241が生成されやすくなる。

2.1と関連し、事故が発生した場合には従来の軽水炉よりプルトニウム・アメリシウム・キュリウムなどの超ウラン元素の放出量が多くなり、被ばく線量が大きくなると予測される。

ということです。


『1について』
プルサーマルでは、「アメリシウム」という物質が生成されやすくなるということです。

アメリシウムとは・・・
参照リンク先→
http://natu.serio.jp/eco/archives/2005/10/post_227.html
・アメリシウム241の半減期は458年(つまりその物質が半分の値になるまでにかかる時間が458年ということです)。従って一度生成されると汚染性の高い物質が数千年間残ることとなる。
 
・アルファ粒子を放出するアメリシウムは、プルトニウム239よりも毒性が少なくとも
 1.3倍も強い。
 安全な身体許容量は0.04マイクロ(1000分の1)キュリー(ベクレルでは、148万ベクレル)以下。

「キュリーについての参照リンク」
http://www.weblio.jp/content/%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC
「ベクレルについての参照リンうク」
http://www.weblio.jp/content/%E3%83%99%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%AB
※1キュリー=370億ベクレル

なお、僕の故郷九州にある、佐賀にある玄海原発ですが、
そこでもプルサーマルが行われています。

プルサーマルに詳しい人の証言で聞いたことあるのですが、
「もし、その玄海原発のプルサーマルが爆発したら、九州の半分が放射能に汚染されてしまうだろう」とのことです。(これはあくまでも証言ですが・・・前例がないので)


それが、今回世界で始めて、日本で起きたのです。


皆さん、テレビで報道されている情報と、僕が書いている情報のギャップに驚かれるかもしれません。
しかし、これらは、インターネットで容易に調べることができます。


是非、自分自身のために、正確な情報を自分で責任をもって調べましょう。



ぶんじ