放射線管理区域 |  みらいの種 

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文科省はこの放射線管理区域のことすら知らずにこの基準値を決めた!




労災基準では、管理区域内では18歳未満は労働してはいけないことになっている。
しかしその3倍近い放射線量がある校庭で遊んでもいいという。
こんなバカでいいかげんな話があるか!




オリーブニュース より


 

【がれきにしがみつく男】


24日、統一地方選後半戦が終わった。
案の定、民主党は大敗した。
統一選後半戦の市長選で与党系の当選はゼロ。東京特別区長選でも即日開票された10区長選で与党系4人が全敗した。
普通、相撲でもこれだけ負ければ休場か引退だ。
処が、民主党の代表にして、かつ、戦後最悪の現職総理である菅直人はすっかり開き直っている。

普通、これだけの規模の災害ともなれば、特措法で対処しなければならないが、法律は未だ一本も成立していない。
そこで法律を通さずに出来る政令を改正して対応しようとするが、それが既存の法律との間で矛盾をきたす。
例えば、放射線管理区域は実効線量が3月あたり1.3mSvであり、その区域内は関係者以外立入禁である。
一方、今回文科省が政令で定めた学校の登校基準は、3.8μsv/hなので仮に8時間として3.8×8h×90d=2.736mSvとなる。
ようするに学校をはじめとした居住区域より放射線管理区域の方が放射線量が低いと云う実にアホらしいことになっているのだ。

労災基準では、管理区域内では18歳未満は労働してはいけないことになっている。
しかしその3倍近い放射線量がある校庭で遊んでもいいという。
こんなバカでいいかげんな話があるかと皆怒っている。
結局、まず最初に年間20ミリシーベルトの基準が先に来て、処が子供を最初10ミリに置いたら膨大な子供の疎開が必要になり、大人も子供も一律20ミリとなった。
その背景には、いわき市や郡山市や福島市と云った大きな人口区を避難区域に入れたくない企図がある。

チェルノブイリ事故の時は、旧ソ連政府が一定の基準値の区域には【避難選択権】を与えた。
これは避難してもいいし、避難しなくてもいいが、政府は責任を認めることになる。
だが日本政府は、20ミリ以下の避難を認めようとしていない。
明らかに自分らが起こした原発災害の補償を出来るだけ少なくしようとの腹が透けて見える。
だから菅首相は、何処に行っても歓迎されず、時には住民から怒鳴り声が出る。

処で、小紙はこう思う。
汚染マップで3号機建屋の近くで見つかった300ミリシーベルトのがれき。
是を、例の放射能は健康に良いと云った学者さんちの庭にオブジェとして置けばよい。
トラックで運べる。さぞかし健康になることだろう。

月内には、一次補正案が上がる。
従って連休明けには、首相問責決議を可決し、打ち首とすべきである。
皆さんのご意見もお待ちする。