時間のない方は10分あたりから見て下さい。
「子供は1kgあたり36ベクレルのものを食べてはいけない!」と言っています。
日本の3月17日以後の食品の基準値は3000ベクレル未満なら安全となりました。
もし2999ベクレルの食品があれば
「今は基準値以下の安心な食品ですよ」となるが
これが3月16日以前だったら「基準値の数十倍の放射能検出、大変危険!」となります。
世界中から日本の食品が輸入禁止の措置を取られています。
各国基準値を大幅に上回っているからです。
水は世界保健機関(WHO)の300倍の基準、
ドイツの基準からは600倍、
アメリカの基準からは約2700倍
の放射能を含む水道水まで安全だとしています。
そしてまた水道水の検査基準が変わっている。
3日続けて基準値を上回った場合のみ摂取制限をとる。
そして20ベクレル / L 以下なら未検出と表示することになった。
20ベクレルといえば3月16日までの基準値の2倍である。
福島県の原乳の出荷制限も解除になった。
でたらめな検査をして基準を下回ったものだ。
野菜や稲の作付禁止措置も解除になった。
野菜や肉、魚も汚染されていても
「基準値を下回ったから安全です」と売っている。
テレビでも被災地の野菜を買わない人は非国民的な扱いだ。
放射能汚染した野菜を食べる人は良い人
買わない人は心の冷たい悪い人といった構図である。
でもそれが本当に正しいのか?
それは私だって農家さんには同情する。
だからといって汚染した野菜で自身の身体に入れようとは思わない。
これは食べない私が悪いのではなく
放射能を撒き散らした東電、国の原子力政策が悪いのです。
政府は基準値を上げたりせずに
被害を与えた東電が汚染した野菜を買い取り
市場には安全なものだけを流通させるべきでした。
チェルノブイリ100km圏内の子供たちは汚染した食料を食べ続け
10年後には数十%の子供が心筋梗塞や胃炎、肺炎、白内障になっている。
内臓は硬く萎縮し老人と変わらないそうだ。
医者はチェルノブイリ・エイズと呼んでいる。
ここまで多くの子供たちが病気になっているのに
政府は原発事故との因果関係を認めない。
これは日本でもあてはまると思われる。
急性放射性障害以外は、今後一切認められないだろう。