「賛否両論」＠恵比寿（☆☆彡）
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　１０年越しで行きたかったお店。
　本格的でありつつひねりの効いた和食をお洒落でカジュアルなカウンターで格安にいただく。
　笠原将弘シェフが立ち上げた時はこのスタイルに賛否両論があったそうです。
　
住所：渋谷区恵比寿2-14-4 太田ビル 1F
電話：03-3440-5572
定休：日祝日
営業：１８時～深夜１時
　
　恵比寿と広尾の間くらいの住宅地にあります。この辺りは飲食店がちらほらと点在する形でありますね。
　こちらもビルの１階で、辛子色の塗り壁に中の見えるガラス扉という和洋折衷…どちらかというと和よりな印象の店構え。

　中に入るとすぐに厨房に面しゆっくりと曲がる木のカウンター。

　手前には大きな桜の木が飾られていました。天井はは剥き出しで、照明はダウンライト。手前右には個室もあります。
　
１５年３月１０日夜の来訪。
　２月２日夜に電話して予約取りました。
　「コート・ドール」でお会いした方々とともにカウンターで。。
　

　飲み物は最初に冷たいウーロン茶。

　続いてポットで淹れてくれる温かいジャスミン茶です。
　

　カウンターの上には赤い塗りの盆。箸置きは枝豆を模したものです。
　
おまかせコース　８６００円
　２種類のお任せのうち高い方を選択。
　

　若竹煮の車海老添え。シャクシャクのタケノコに春の訪れを感じます。ワカメの下には茹でてあるクレソン。少し酸味のある和出汁のジュレに爽やかな木の芽。
　

　金目のフライです。フライで食べるのは初めてかも！　金目らしい脂の旨味が閉じ込められています。
　その横には新ジャガのおかき揚げ。おかきだから結構香ばしい。
　それに白魚の磯辺揚げ。海苔の香りがとても良いものでした。そして、金針菜。
　

　お椀は春野菜のしんじょう。黄色いのは黄にんじんです。
　和出汁がしっかりと美味しく、和食の店であることを改めて思い出す。
　

　刺身は初ガツオ、スズキ、鯛、イカ。薬味にはミョウガ。醤油の他にペーストにしたタケノコの醤油がつきます。
　添えられている薬味は黒ニンニクのペーストとおろした山葵。
　

　あん肝の酒粕漬けかな。濃厚で激ウマ。合わせているのは梅のペースト。これ意外にあう～！！　それに薄焼きの甘さを感じる煎餅。

　奥にあるのが桜鱒の炙り焼き。
　それに原木椎茸と菜の花とからし菜のだいこんおろし。
　手前は大山鶏。肉質よく美味しい。それに甘みを感じるにんじんの素揚げ。レモンが添えられています。
　なお、肉にあうとのことで、イチゴの酢味噌も。たしかにイチゴ！！
　

　豚の柔らか煮の茶碗蒸しです。上を覆っているのはふきのとうと白味噌のペースト。
　茶碗蒸しの世界観が変わります♪
　

　薄切りのいぶりがっこにマスカルポーネチーズ。いぶりがっこのきつさが和らぎ合う。これは素晴らしい！！
　

　土鍋の炊き込みご飯はえんどう豆と鯛。それにたっぷりの白胡麻。
　骨のない鯛がたっぷり乗っています。
　お焦げまでお代わりして美味しくいただきました。
　

　味噌汁と香の物。
　

　デザートは６種類からの選択。全部も可能です！
とり将プリン
　クレームブリュレ。底の方にキャラメルソースもないし。もちろん、ぼくはこういう方が好み。
きなこアイス
　まんまきな粉のアイス♪　キャラメルのようなソースで。
杏仁豆腐
　なめらかな杏仁豆腐で好みのとろけ具合。上にはリンゴのソース。
焼きもなか
　もなかの皮をサラマンダーで炙った最中。香ばしいもわずかにいきすぎかな。なんと持ち帰りも可能なのです。
　

賛否両論（割烹・小料理 / 広尾駅、恵比寿駅）
夜総合点★★★★☆ 4.5