山崎さんを応援する横断幕が完成! | 宇宙ステーションガイド 大島佳世子

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スペースシャトルの打上げを見に行く!これは私の長年の夢。シャトルの引退もせまり、そのチャンスは残りわずか。そんな時に、打上げ見学できますよ~というNASAからの招待状が届き...本当に打上げを生で見られるのか?その過程を綴ります。

ジャ~ン!

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来月に迫った山崎直子さんのスペースシャトルの打上げを前に、山崎さんを応援する横断幕が完成!

この幕は、朝日新聞のコラム「新宇宙家族」の登場人物、山崎大地さん (元国際宇宙ステーション運用管制官)が設立に尽力されたNPO法人「有人ロケット研究会」が作成しました。実は、私も、大地さんに勧誘されて、入会しています。

(有人ロケット研究会については、一番下の説明をごらんください。)

昨日、この研究会の勉強会が開催されたのですが、会員の人達が、この幕に応援メッセージを綴りました。(写真は、寄せ書きをする前の状態)

近々、研究会会員以外の方にも、ぜひこの幕にメッセージをいれてもらい、山崎さんの今回のミッションを盛り上げたい!と思っています。

現在、都内のどこかで寄せ書き大会?も兼ねてイベントを準備中ですので、詳細が決まりましたら、また改めて、このブログで告知させていただきます。

スペシャルゲストの参加もあるかもしれません。

乞うご期待!


有人ロケット研究会について

 一般市民により身近なものとして宇宙開発を捉えて貰うためには、人が宇宙に行くことが最も効果が大きいと考えられます。

更には、選抜された宇宙飛行士だけではなく、誰でも宇宙に行くことが出来るようになれば、宇宙輸送の需要が大幅に喚起され、輸送コストが飛躍的に安価になり、宇宙で様々な利活用が行われるようになり、これまでとは比べ物にならない規模の産業が創出されるものと考えられます。

 そのためには有人ロケットの開発が必須となりますが、これまではアメリカとロシアのみがそれを保有し、2003年10月には中国がそれを保有するに至りました。

これらはいずれも国家レベルの事業として開発されたものですが、2004年10月に国家事業によらない民間での有人宇宙飛行がアメリカにて達成されました。

このような情勢の中で、日本でも有人ロケットを開発して有人宇宙飛行を実現し、日本の宇宙開発、引いては日本の産業の発展に寄与したいと願う人々が集まり、2006年2月25日に任意団体として有人ロケット研究会(Manned Rocket Project: MRP)が結成されました。

本研究会では、市民参加型のコミュニティを結成し、日本の各地域に点在する有用な技術・情報を蓄積し、それらの活用・応用を図りながら要素技術を確立すると共に、それらの技術をインテグレートし、産学官連携も視野に入れつつ、民間が主体となって有人ロケットを開発することを目指しています。

また、開発された有人ロケットを利用して、宇宙旅行や宇宙環境利用を実現するための調査研究を行うことで、宇宙産業の活性化も推進しています。

更には、本研究会の活動を通じて当該分野での人材を育成するとともに、有人ロケットの必要性を広く一般市民へ普及啓蒙することで、社会に活力を与え、日本の科学技術力の向上、そして産業の発展に寄与することを目指しています。

有人ロケット研究会への入会手続きはこちら