そもそも住宅ローンって契約ごとですからね。
皆様、こんにちは。
RMパートナーズ の柴田です。
いや~、ゴールデンウィークもあけてしまいましたね。
皆様、どのようにお過ごしになりましたか?
リフレッシュできましたか?
柴田家はというと、
妻の実家に帰省しておりました。
妻と、息子が(笑)。
私は一人東京に残り、仕事をしておりました。
で、昨年のゴールデンウィークはどうだったかな???
と思って先ほど当時のスケジュールを見直してみたのですが、
やっぱり仕事しておりましたね。
個別相談とか、セミナーとか。
でも、実感値としては今年のほうが
個別相談の件数が多かったように思います。
特に私だけではなく、社内に入ってくるご依頼の件数が昨年より
かなり増えた気がしました。
やっぱり、住宅購入のご検討者が増えている、
すなわちマーケットが活発になっているのでしょうかね。
アベノミクスで景気が上向きになっているから?
来たるべき消費増税前の駆け込み需要のような?
まあ、いずれにせよ5月は忙しくなりそうです。
ありがたいことに、向こう2週間、土日はおろか
平日の夜もご相談のスケジュールが入っている状態でして・・・
さて、本日は先日の続きです。
住宅ローンについての意識
http://ameblo.jp/rmp-fp/entry-11522565963.html
内容としては、個別相談を承っていて感じることは、
焦って住宅ローンを返してしまっている人、返そうとしている人が多い
ということを述べさせていただきました。
少しでも早くローンを返したいという心理は
①ローンは良くないものという負のイメージ
②親世代のローンに対する意識
③利息がもったいない
というところから来るのではないかと思うのですが、
本日は①について少し深堀してみたいと思います。
私も含め、日本人の金銭感覚としては、
借金は良くない
借金は悪
という深層心理というか、固定観念というかがあるのでしょうか。
でも、良いも悪いも、そもそも住宅ローンというのは契約ごとなんですよね。
金銭消費貸借契約という・・・。
契約というからには
当然、義務(債務)もあれば、権利もあるわけです。
義務というのは当然、ローンを返すということなんですけど・・・
権利というのもきちんとあるわけですよ。
これは住宅ローンを借りている特典とも読み替えられるのですね。
例えばどんな権利(特典)があるか
●約定金利(≒今の信じられないほど低い金利)でお金を調達できる
●自分のキャッシュを手放さなくて済む
●団体信用生命保険に入れてくれる
フラットなどは除く。また健康状態によって入れない場合もあります。
●住宅ローン減税が受けられる
正確に言うと、これは契約ごとではなく、制度ではありますが・・・
また適用要件がありますのでご注意を。
今のこの低金利下では、場合によっては
払っている利息よりも、住宅ローン減税で戻ってくる還付金のほうが多い
というおかしな状況もあったりするのが現状です。
↓この現象についてはかなり前にご紹介しております。
http://ameblo.jp/rmp-fp/entry-10965057696.html
*当時の制度になっておりますので今年の制度には当てはまりませんのでご注意を。
なんとなくの気分として、
住宅ローンは良くないものだ、早く返そう
と思って焦って返すよりも、
契約によって定められた義務もあるけど、
権利もあるわけで、それが自分にとって有利であれば
わざわざ焦ってそれを放棄する必要はない。
な~んて考えることもできますよね。
こんな風に考えるのってどうですか?
私は自分がごく普通の金銭感覚をしていると思っています。
(みなさんがどのようなご印象をお持ちになるかは知りませんが・・・)
そのうえで、このようにドライに考えられるようになったのは
やはり新卒からマンション販売に携わり、
そのころの時代から今のFP業務に至る今まで
実に十数年住宅ローンにかかわる仕事をしてきたから、
というのもあるのでしょうが・・・
柴田
住宅ローンについての意識
皆様、こんにちは。
RMパートナーズ の柴田です。
もう・・・ホントに時が過ぎるのは早くて・・・
気が付くと5月に入っているじゃないですか。
また以前のようにマメに更新しようと思っているのですけどね、
気が付くと、5月になっているわけですよ。
先月、4月の社内行事(まあ新人歓迎会てきなものです)の時に
新入社員の一人に
「柴田さんってブログ書いている方ですか?」
と言われまして・・・
最近社内でなるべく目立たないようにしているのですが(笑)
やっぱり見られているな、と思い
きちんと更新しようと思っていたところなんですけどねぇ・・・
さて、最近(というかずっとですが・・・)個別相談を承っていて
強く感じることがあるのです。
それは何かというと・・・
なんで、みんな焦って住宅ローンを返そうとするんだろう???
ということなのですね。
セミナーなどで繰り上げ返済を解説している私がいうのもヘンなのですが、
いやいや、そんなにあわてなくて良いですよ。
とアドバイスすることが最近さらに増えてきている気がします。
その辺のことは↓以前にも書かせていただいております。
繰り上げ返済のパラドックス
http://ameblo.jp/rmp-fp/entry-11390812058.html
なんでなのかなぁ・・・ということを私なりに分析しているのですが、
相談に来られる方がおっしゃることをピックアップすると
大体以下のような声に集約される気がいたします。
・いや~、なんかお金を借りてるって気持ち悪いんですよ
・親がローンなんてなるべく早く返せって言っていまして
・利息は1円でも多く払いたくないんですよ
・・・そうそう、そうなんですよ。
そのお気持ち、とってもよくわかります。
上記からもわかるように、
大体以下の3つのファクターに分かれるのではないでしょうか。
①ローンは良くないものという負のイメージ
②親世代のローンに対する意識
③利息がもったいない
しかし、FP業務を本格的にやるようになって、
上記3つの意識は変えてもいいんじゃないのかな、
と思うようになりました。
まあ、悪いことではないので
無理に強制する必要もないのですけど。
その理由を一つ一つ解説していきたいと思いますが、
長くなりそうですので、次回以降に述べていきたいと思います。
そうでもしないと更新しなそうなので・・・(笑)
柴田
社会人としての基礎体力
皆様、こんにちは。
RMパートナーズ の柴田です。
いやいや、またまたご無沙汰になってしまいまして
久しぶりの更新となってしまいました。
早いものでもう4月も折り返し。
朝夕はまだ少し肌寒い感じですが、
すっかり春ですね。
巷にあふれる新卒のみなさんの姿を見ていると
ああ、春だな・・・って思ったりしますよね。
実は弊社でも新卒を採用するようになりまして
先週までずっと研修を受けていましたね。
私は社内の研修(および採用)はノータッチなのですが、
取引先の社内研修を依頼されまして、
先週住宅ローンについて講義してまいりました。
わが身を振り返ってみても、
新卒で入社したのち5~6年くらいの間に
実務を通して、あるいは研修を通して学んだことは
社会人としての、ビジネスマンとしての
基礎体力みたいなものとして今に活きている気がしています。
つまり、そのころに学んだこと、身につけたことは
その後の人生を随分左右させるものなのではないかな、
と30代半ばになって痛感したりしているのです。
それはたとえば、
・物事に興味を持って取り組む
・納期を守る
・時間に遅れない
・一緒に仕事をしている人への思いやり
という基本的なスタンスだったり、
・キーボードのブラインドタッチ
・エクセルの技術
・メールの書き方
など技術的、テクニック的なことだったり。
ということで、今更ながらですが、
新入社員の皆様には、大変なこともあると思いますが、
ここ数年、石にかじりついてでも頑張ってほしいものであります。
まあ、「大変なこと」っていうのは生きている限りあるのでしょうが・・・
この社会人になりたての数年間で培った基礎体力が
あとあとの人生で大きな差になっていく気がします。
なんだか最近、それを痛感することが多いのであります。
本当に、最初に入社した不動産会社と、
当時の先輩たち(と、当時の私?)に感謝であります。
柴田