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ウソのようなホントの話でよくある話(契約について)

皆様、こんにちは。

RMパートナーズ の柴田です。



すっかりご無沙汰してしまいまして・・・

社内の人間からも「更新しないんですか?」と

言われ始めてしまう始末・・・。


ということで、久しぶりの更新です。


いや~、2020年東京オリンピック、決まりましたね。

今後東京を中心とした日本の経済や不動産について

どのような影響を及ぼすのか、注意深く見守っていきたいですね。



さて、話は全く変わりますが、

ここ最近、

マンションを検討もしくは購入された方のFP相談を承っていて

妙に気になることがあります。


それは、


 マンションの契約をしている認識がないのに契約が済んでしまっている


ということが意外に多いのです。



このようなケースは、ご相談者ご本人の認識としては


 マンションの申し込みをしたと思っていたけど

 ああ、あれが契約だったんですね~


という感じなのでしょうけど、


よくよく考えますと、

知らないうちに不動産の契約をしてしまっていた

というわけですから、非常に危険なことですよね。


 まさか、そんなことあるわけないでしょ~

 と思ったアナタ!

 これが結構多いんですよ。ホント



何故このようなことが起こるかといいますと、

一般的にマイホームの手続きというのは

いろいろとややこしいからなのですよね。



例えば、新築マンションの場合だと


 ・マンションの申込


 ・マンションの契約


 ・住宅ローンの申込


 ・住宅ローンの契約


 ・マンションの引渡


など、それぞれの手続きがあるわけです。


一戸建てなどになると

土地の契約と建物の契約などに分かれるケースが多く

さらにややこしくなります。



今自分がどの段階にいるかというのを正確に把握するのは

引き渡しまでの流れを理解しないと結構難しいのです。



 人生最大の買い物であるマイホーム契約を

 知らないうちに結んでしまっていた・・・



ウソのようでいて結構よくある話です。


これから不動産マーケットは秋商戦に入ります。


このようなことが内容に、気を付けてくださいね。



RMパートナーズ

柴田


時代の違い その2

皆様、おはようございます。

RMパートナーズ の柴田です。


前回の続きです。



前回は、まさに今マイホームを買わんとしている

30代の世代の親御さんが

住宅ローンを組み始めた30年近く前の

住宅ローン金利についてシミュレーションし、

とてもビビったのですが・・・

 皆様、ビビりましたよね?私は改めて見てビビりました。。。


 時代の違い

 http://ameblo.jp/rmp-fp/entry-11530607492.html



私の親も含め、親御さんの世代がローンを組み始めた当時の

容赦ない金利負担と、

今の超低金利下での住宅ローンの金利負担は

世界が全く異なるわけです。



【30年前の住宅ローンの金利の考え方】


 例えば3,000万円を35年返済、元利均等払いで金利が7%だとすると・・・

 月額返済額 : 191,657円

 元金充当額 : 16,657円 (第1回目返済)

 利子支払額 : 175,000円 (第1回目返済)


 で、10年間返済をそのまま続けたとすると・・・

  金利は7%で一定だったとします。


 10年返済総額 : 22,998,829円

 元金返済総額 : 2,883,058円 (10年間総額)

 利子支払総額 : 20,115,771円 (10年間総額)

 10年後ローン残高 : 27,116,942円



【現在の住宅ローンの金利の考え方】


 例えば3,000万円を35年返済、元利均等払いで金利が0.875%だとすると・・・

 月額返済額 : 82,949円

 元金充当額 : 61,074円 (第1回目返済)

 利子支払額 : 21,875円 (第1回目返済)


 で、10年間返済をそのまま続けたとすると・・・

  金利は0.875%で一定だったとします。


 10年返済総額 : 9,953,917円

 元金返済総額 : 7,656,202円 (10年間総額)

 利子支払総額 : 2,297,715円 (10年間総額)

 10年後ローン残高 : 22,343,798円




・・・と、まあこんな感じです。

支払っている利息は本当に桁違いですよね。

文字通り一桁違ってしまっている。。。


 *金融機関によって上記数字は誤差が出ます。

 *現在においても、金利が0.875%で一定だなんてことがあるわけないだろ!

   という突っ込みはここでは入れないでくださいね。



つまり、私たちの親の世代と私達とでは

住宅ローン金利に関する常識が全く異なる可能性が高いのです。


この心理的事実を考慮しないと、

ご自身がマイホーム購入を考えたときに

親御さんの親心があだになってしまうケースによく行き当たります。


つまりこういうことです。

住宅ローンを組んでのマイホーム購入を決断しようとしているときに

それは少しくらいは親御さんに相談しますよね?

その時に親御さんは親心からこうおっしゃることが多いのです。


 アンタ、住宅ローンはなるべく少なくしなさいね。

 利息ばっかり払うことになるんだから。

 そんなに頭金少ない状況でかったらダメよ。



ただ、今は時代が違い、超低金利の時代なのですね。


私のところにご相談に来られる方で

親から頭金をためるまで家を買うな」と言われたが、どうしたらよいか

というようなご相談をされる方が一定数いらっしゃいます。


ただ、私と相談されるうちに、

やっぱり低金利のメリットをお感じになるのか、

ご相談者自ら親御さんの時代と今の超低金利時代は

状況が全く違うことをご説明される方も多いようで、

そのあとお会いすると、


 柴田さん、親も今のローンの金利の低さにびっくりしてました!


とおっしゃる方が結構いらっしゃるんですよね。

そして、めでたしめでたしで念願のマイホーム購入に至るのです。


 念のため・・・

 わたくしは金融機関の回し者でも、不動産会社の回し者でもないので、

 別にどうしても住宅ローンを借りてほしいというわけではないですからね。


 ただ、先述のように、世代間での心理的な違いを理解しないと

 「ココに住みたい!」という希望をかなえられなくなってしまうこともあるわけで

 それは不幸なことだと思うのですよね。



RMパートナーズ

柴田

時代の違い

皆様、こんばんは。

RMパートナーズ の柴田です。



さて、またまた少し時間が開いてしまいましたが、

先日からの続きで、本日も


 住宅ローン金利を必要以上に恐れないでいい!


的な論調で書いていきたいと思っているのですが・・・


目下、10年物の国債金利が上昇しており、


 長期金利9か月ぶり高水準 国債売りに拍車、0.855%

 http://www.47news.jp/news/2013/05/post_20130514171604.html


なんんていうニュースも出ており、非常に気まずい感じでありますσ(^_^;)


まあ、基本的には気にしないで予定通り書かせていただこうと思いますが、

記事中にもあるように、


 前週末から3営業日で0・265%というまれに見る急ピッチの上昇


という点に私も気持ち悪さを感じたりしているのであります。



まあ、直近の動きはいったんおいておいて先日からの続きです。

 オイオイ、おいておくなって感じですが・・・(;^_^A

 住宅ローンについての意識

 http://ameblo.jp/rmp-fp/entry-11522565963.html

 そもそも住宅ローンって契約ごとですからね。

 http://ameblo.jp/rmp-fp/entry-11525746540.html


内容としては、個別相談を承っていて感じることは、

焦って住宅ローンを返してしまっている人、返そうとしている人が多い

ですが、そんなに焦る必要がありますかねぇ?

という見方を提示できれば、と思って書いております。

少しでも早くローンを返したいという心理は


 ①ローンは良くないものという負のイメージ

 ②親世代のローンに対する意識

 ③利息がもったいない


というところから来るのではないかと思うのですが、

本日は②について少し深堀してみたいと思います。



私のところにご相談に来られる方は

主として

 ・住宅ローンをどのように組んだらいいか

 ・予算はいくらくらいか

というご相談が多く、年代としては

20代後半~40代前半までの方が多いのですが、

多分に親御さんの影響を受けている傾向があります。


具体的に言いますと、


 買うなら少しでも頭金をためてローンの額を減らしなさい


 利息ばっかり払うことになるんだから少しでも早く返済しなさい


などと親御さんに言われていることが多いようなのです。



この親世代のおっしゃっているアドバイスは、正しいです。

親御さんがローンを組み始めた時代は。

 正確に言いますと、正しかった、というべきでしょうか。



ここで、親世代がマイホームを購入した時代も含め、

住宅ローン金利がどのようなものか見てみますと・・・


 ↓こちらの住宅金融支援機構のページがわかりやすいでしょうか。

 http://www.flat35.com/loan/atoz/4_2.html



親世代が30年近く前に住宅ローンを組んだとすると・・・

なんと、変動金利で大体6~8%(!)くらいになります。


仮に7%でローンを組んだとすると・・・

もう、ものすごいことになってしまいます。


例えば3,000万円を35年返済、元利均等払いで金利が7%だとすると・・・


 月額返済額 : 191,657円

 元金充当額 : 16,657円 (第1回目返済)

 利子支払額 : 175,000円 (第1回目返済)


で、10年間返済をそのまま続けたとすると・・・

 金利は7%で一定だったとします。


 10年返済総額 : 22,998,829円

 元金返済総額 : 2,883,058円 (10年間総額)

 利子支払総額 : 20,115,771円 (10年間総額)

 10年後ローン残高 : 27,116,942円



ん!?何かの間違い!!??

桁が一個違うような・・・???


という感じですよね。

まさしく、桁違いの状態だったのです。



そりゃあ、親御さんも心配しますよね。



・・・なんだか前置きが長かったからでしょうか。

少し長くなってきたので、次回へ続く、ということで(笑)



では、お休みなさいませ。



RMパートナーズ

柴田


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